開閉UIに切替

95.3%

 アカン、時が経つ程に状況が訳ワカメで手に負えなくなってきてしまう、ので書き溜めていたものを流します。

 いやぁ、このモニョる気持ちは解消しておこうかなというか。
 正直に言うと、自分の中のUltima八徳の理念が崩壊していくと申しましょうか。
 こうも「ヒトの愚」というものばかりを見せ付けられるとね、、、。

 前回最後と言ってましたが「けもフレ2」、正直ちょっと外野視点で書きすぎたかなというのは気にしてまして。それは「こちらはこちらの話をする」為に必要以上に触れなかったという面がまずある訳ですが。ただそれと同時に実のところはこの話題、「『正常性バイアス』という言葉との戦い」という非常に難しい話になってくるんですよね。

 ただでさえこの手の作品評価というのは「受け手の取り方次第」というマジックワードに踊らされがちな話題。そこに被さるファン心理、そして集団心理。
 実際それらを排除してなるべくプレーンに捉えようと試みればこそ、「(1期否定という)その気は無かったのかもしれないが、ことごとく描写・演出がズレるあまりに誤解を受けたのではないか」、とはなってしまう。
 でも実は個人的には、この「解釈次第」という考え方自体を小狡くも利用されるケースが有り得るし、それが今回だとすら正直思っているところ。ええはい、私も95.3%の一人ですね。

 先の「その気はなかった」という解釈と同程度に、今度は逆に「適当にキャラ萌えを並べてお涙頂戴で演出しておけば、後はオタクが良きに解釈してくれる」という、無粋な勘ぐりすら容易に可能。(論拠としてそれだけの無粋な脚本の羅列が存在する訳で)
 むしろそれで本来は多数のキャラ萌えファンに絶賛されつつ「1期否定?何のことかな?穿った見方しすぎじゃないですか?」という路線に持って行く筈が、脚本の致命的な不出来によって打算が天然に押し流され、世にも奇妙な珍作品として世を困惑させることとなった、というのが実情だったのではないか(?)とすら。
 勿論全ては「勘繰り」ですが、こういう勘繰りが容易に発生しうるような出来映えだったとは自分も思っているのですよ。ただこれを下手に発言すると客観性という言葉の波に飲み込まれてしまうというだけで。
 そりゃだってプロだもの、普通は有り得ないと思いますもの。なのに、有り得ないレベルのお粗末な結果しか出てきてないんですもの、、、。

 自分も長年生きていれば「残念な続編」、その出来映えが物議を醸した例など幾らでも見て来たけれど、今回はそんなレベルはとうに超えていると言っていい。
 元々この作品には「1期イメージを払拭して2期イメージに切り替える」というテーマがあった事は確実で(最終話の描写)、それ自体に危ういリスクが満載だというのにそれを避ける努力を一切することなく(むしろ作り手のエゴでしかないそれを)安易にお出ししたのも事実。それを持ってして「受け手次第」とするのはあまりにも作り手だけに都合の良い、逆に卑怯な考え方ですらないかと。

 だからこの場合、よくある炎上問題のように「受け手の解釈」というだけではなくて、「そのような解釈を生む物をわざわざ出した」という点まで含めて捉えるべき話題ではないかと。
 これは一般に喩えるなら、「トイレでカレーを食べる」シーンをゴールデンタイムに流して、「そのような意図は御座いませんでした」という言い訳で済まされるのか、そういう次元の話題だと。
 ここは、自分なんかより遥かに外野(騒動を聞きつけ、平成史に残るクソアニメ事件の見物目的で見た層)の友人と話して、この温度差というのを改めて感じてしまった次第。
 それ故に、少々他人事としての書き方に徹してしまった(冒頭の通り)点、少し反省もしてしまった所。まぁ本当、下手に触れるのは難しいのですよコレ。

 などと書こうとしてたのが先週くらいからの話なんですけども、
 そうこうしている内に現実の方が「事実は小説より奇なり」の展開になってきているようで(大汗)、いやもうこれ触らない方がいいんですよねホント、、。
 自分はただ「外野が半端に首を突っ込む野暮さ」に荷担してないかという申し訳なさあっての弁明文を展開する筈だったんですけども。
 しかしもうそれどころではない、ホントあの馬鹿共何やってんの、ってな感じの展開のご様子です。まぁその内まとめサイトとかにどんどん出て行くと思うのでそれはそれで。(火消し業者が縦読みで愚痴を流した(?)説とか、なんかもうスゴい)

 そんな悪意だの何だのに晒されている時分に見掛けたのが、この動画、
ランボー 怒りのけもフレ2
(元ネタを知っていれば分かりますが後半が本番)
 「みんな誰が悪いしか言わなくなった」のところで、我に返らされる気分ではありましたよ。

 自分も当初、「祭の強制解散」といった話を書いていたのを思い出しまして。
 ここはアニメじゃなくても自分の好きな領分に当てはめて考えてみれば、あまり無下に出来る話題とも言えないんじゃないかなと。それこそ自分なんかは「つい隣家で火事が起きた」ようなものなので、いつ自分に降りかかってくるかも分からない話題ですからね、、。

お疲れ様2019

 恒例の、
 天海春香さん、おめでとうございます。
 けーぜろさん、お疲れ様でした。

※TF映画(バンブルビー)はまた後日触れます。(忘れてないよ!、ということで)

 さて、一応最後に触れておきますが「けもフレ2」、自分としては先日の評そのまま、
 ・やろうとしたことができてない
 ・その結果物がどう他人に見えるのか客観視できない
それだけの「致命的な実力不足」であったと。

 まぁ商業作品としてはそれを(ましてや人気作品の続編として)お出ししてしまう所に責任の追及は免れない訳ですが、そこは世間様の動向を見守るとして、こちらはこちらの話をしよう。

 前回にも触れたけど、更にオブラートに包み忘れた表現をすると、言ってしまえばこういう「無能」の所行を目の当たりにさせられてしまう事は、同じく至らない力量の人間の立場からすれば、とんだ「全国全世界の無能に絶望を振りまいた」お話だったんじゃないでしょうかと、ええ(ぉ)。

 キャプ翼の松山も「才能が無い奴は努力するしかない」とか言ってくれてますけれど、
 だがな松山、それは正確には「その努力で伸び得る『芽』こそが才能」なんだよと(ぉ)。

 などと無能に絶望を叩き付けることでアンダーフロー効果でも狙っているんでしょうか、とすっとぼけつつ、
 期待値をミニマムまで下げきった所で、

 平成の終わりに平成生まれのピヨちゃんを描く。
img
 ということでピヨちゃんこと音無小鳥さん。
 いつの間にか無事に平成生まれになっていたようです、おめでとうございます。

 まぁ自分アイマスはアニメくらいのものなので(ゼノグラシア含む)、最近の事はよく分かってないんですが、小鳥さんの漫画だけは買ってみました。2巻いつ出るの(笑)。

 尚、今回は割とあっさり目の方針で。
 線の描き方とか見直そうとはしてたんですけどね。
 気付いたら結局また従来通りにという結果にはなってしまいましたが、、。

 正直に言えば今回時間もきちんと取れずで。(謎アニメとか騒動追ったりしてる間にやれば良かったんじゃないかな?)っていうか、状況的な物も含めてあまりしっかり構える余裕も無いところはあって。それは前回切り上げてしまった話が正にそうなんですが。
 そういう所で思ったのは、やっぱりテンションを維持するに当たっては、自分で描いてて「ピヨちゃんkawaii!」とか「アイリちゃんkawaii!!」というせめてもの自己暗示は重要ですよね、というお話。
 前回イチゴちゃんは可愛いもカッコいいも半端では、それは描き直しもやむを得ないかなっていう。駄女神様に至ってはどつき回したくなる小憎たらしい顔なんていうのは、それこそ可愛さという基本フェーズよりも更に先の、次の試練フェーズにこそご期待下さいという感じなんでしょうか。

 そんな訳で、
 いよいよ本厄突入ですが、めげずに頑張ります。

巨大ロボ子

 近所の野良猫が騒いでいる、、、。ネコ姉さん、最期まで良い姉さんでしたねぇ。
 日曜朝から大量出血描写は大丈夫なのかと思う矢先にまさかのネコ娘死亡と来て流石にびっくらこきました。お化けは死なないとか言いながら魂ごと消えた妖怪は墓を作って弔われている、毎週堂々とOP詐欺を謳っている番組だけに。
 たぶん最終的には丸く収まるだろうけれども、シーズンの変わり目というタイミングだけにレギュラー交代等々不安視もされる状況。まぁ今日日そうそう下手を打つこともあるまい、とは思いますけどね。

 ええまぁ、思わぬ前フリの前フリになりましたが。
 これ以上死人に鞭打つのも悪いかなとは思いつつの「けもフレ2」9話、飼い犬(イエイヌ)という現代人に最も身近な話題を取り上げてのあの内容は、既に灰になった焦土からのまさかの再炎上。
 6話のかばんさんは一期問題も絡んでややこしい評価にはなっていたけれども、今回は、悪意の視覚化だとか、お涙頂戴の打算だとか、そんな高度な計算すら存在しない純粋な「実力不足」を目の当たりにさせられたと思いますよ。無論当初から分かっていた事だけれど、ここまでかと。

 ちょっと物悲しいシナリオを扱ってみたかった、しかしあまりにも実力が伴わなかった、何ですかねこの反射率100%の鏡を目の前に置かれているかのような気分は。

 などという盛大な自爆型前フリネタのオチを付ける前に、先にやることを済ませます。そのままオチは見なくて一向に構いませんよ(ぉ)。

 さて、先々月に続き先月予定していた前年度残件消化モードなんですが、
ROBOT魂 デルフィニウム
img
 お前等どうせ投げ売りだとか虐めんなよっていう。(笑)

 ただでさえ負けヒロインの搭乗機という売れる筈の無いポジションなのに、しかもちょっと正直本編の方が後半微妙だったので。誰も買わなさそうだから保護しました。
 実際、変形要素まで備えた主役機に対して、スタンダード一般機の隊長機カスタムみたいな位置付けが精々なので、立場柄お情けで商品化されたようなものですよね。どう考えてもデザイン的にも値段的にも主役機の方が売れ線な訳ですが、そこは「だが断る」とばかりに。中の人(乗り手)補正が効きますよね、こういうキャラクター商品は。

 うん、はい。イチゴちゃん可愛かったですね(ぉ)。(っていうか主役コンビが全然、、)
 取り敢えずロボ子デザイン目当てで見るだけ見てみたら、(またこんなしょうもないSFアニメネタかよとは正直思いつつ)、最初っから完全に負けてる負けヒロインのNo.015ことイチゴちゃんがあまりにも不憫なので、ついつい見続けてしまいました。何でこんな昔ちょっと八方美人だっただけの主人公に惚れちゃったのこの娘っていう。まぁ若いからね、しょうがないよね。実際お子様ムーブもありますけど、だってお子様ですもの。
 そんな負けムーブにトドメが入ったのが13話くらい、まだ1クールもあるのに「もうやめて、この娘のHPは~」と思っていたらすぐに決着も付いて大団円の15話。その後は絵に描いたようなしょうもないSF設定消化パートに入ってしまい、「こういうSFアニメ()、みたいなのはもうやめようよ」と思っていた訳ですが。そもそも作り手も「途中までは予め考えていた内容だが、後半は見切り発車」って、要は元々あれが最終回だったんじゃねーかということで万事解決(ぉ)。
 いや、最低限言い訳しておこうと思いまして。別に作品を評価してる訳でも何でもないと。
 ただまぁ話の方向性がアレだっただけで、演出以下の各スタッフは頑張って仕事した内容だとは思いますけどね、とは一応フォロー。勿体なかったっすね、と。
 デザイン的には自分も本当ならジェニスタなんですけど、(乗り手もあれだし)まぁ出る訳もなかろうと。せめてものイチゴちゃん供養だったのでした。

 さて、盛大な前フリからの自爆タイム、
img
 、、、と行くところだったんですが、すみません、ちょっと今回は(も)仕上げは諦めました。

 以下また言い訳並べてしまいますが、自分の中でのまとめというか。
 あまり大したビジョンもなく、「よくありそうな構図」をさらっとチャレンジする程度の思惑だったのですよ。「やってみたかった」、ってのがまずは前フリの巨大なブーメランですからねぇ、、。(まぁアマチュアとプロが同レベルで語られる時点でおかしな話ではあり)
 別に卑下する訳じゃないですが、実際問題「なんか、オーラが無いよね」というところで、これはいっそ描き直しコースかな?ってやってたのが昨年の比屋定さんですし(描き直してアレかとか言わない!、ということでリンクも貼らない(ぉ))
 今回ちょっとそこまで気張る気力も時間も潰えましたので。原作に倣って見切り発車、、どころか停車してしまったのか。
 いやでも実際、元々オマケのつもりで描き始めたデルフィニウムの方に「あ、ロボ子カッコ可愛い」と思い始めて主従逆転した時点で計画が狂っていたのかもしれません、ってな感じで。

 まぁスタンダードな構図ほど実力も出るというか、元々やればやるほど「成る程、分かっていないことは分かった」の繰り返しなので。こんなことよりもっと勉強せねばなぁ、と。ただ同時にチャレンジもせねばならず。
 最大の問題は何処までその時間が割けているのかという点では、ぐうの音も出ない状況。結局、昨今そのチャレンジのスパンを上げていこうという目論見も、いつもの四半期ノルマくらいが分相応だったという結果にはなりつつ、逆にその時期も押してきてちょっとピンチという(汗)。

No kemono

 さて、先月の続きと行きたい所だったのですが、生憎、別の意味での先月の続きで状況も芳しくないまま、気付いたら流石にちょっと時間も足りなくなってしまい、平日にこれ以上気張るのも厳しいので今月はお茶濁し回。
 まぁこんなもの書いてるヒマがあるならって話もなくはないですが。これはこれで、過去に触れてしまった以上はキリを付けると言いますか。

 いやぁ、最近何だか妙にドリクラアイリCDの”From Yokohama”が脳内再生を始めるんですよ。って全宇宙の小数点以下N桁%に通じるかも分からないネタで表現するなという話ですが、まぁ「疲れ目に流れて来たこの曲の物凄い破壊力」といったところで。
 もはや諦念の極致にある仕事(しかしやると決めたことはやる)の傍らに、また他人様の残念プロジェクト進行の惨状を見せ付けられもすれば、そりゃガッカリというよりもゲンナリの相乗効果ってな代物でしてね。

 ええはい、只今絶賛炎上中のけもフレ2のお話に御座います。いやもう炎上を通り越して灰になってますがな、、。
 いやぁ、まさかここまで悪手の悪手を行くコンテンツ製作が今時あろうとは。
 (喩えるなら)アイリでシリアスをやっちゃいけないことくらい俺でも分かるぞ!という。

 まぁ自分、けもフレは当時も書き残したように本編よりもその周辺のネタを楽しんでいただけの身分ですが。いっそ2は「プロの意地を見せて貰おうか」等という軽い茶々入れで見たら、それも容易に吹き飛ばす低予算番組っぷりを続けていた序盤の内はまだ良くて(しまじろうと言われてたけど「しまじろうを舐めるな」という)。件の5話で「いやこれ拙くないか?」と思ってからの6話の垂直降下というか、そんな言葉すら生温い垂直落下・墜落爆散ぶりには唖然というか無惨というか、、。
(流石にもう巻き返す芽は無いと判断して書いてますが、まぁ万一どんでん返しでもあればきちんと掌クルーするとは言っておきます。けどあれだけグダグダな低クオリティぶりを見ればそれも無いよねと。)

 そんなところでネット上でも「どうしてこうなった」の答え合わせが絶賛進行中と申しますか。それも「証拠はない、状況証拠だけ」という代物に過ぎませんが、それが余りにも揃いすぎていると自分も流石に「ちょっと考えが甘かったかなぁ」とは思わざるを得ず。(>要は「黒幕」論)
 「可視化された憎悪」なるワードが出回ってますが、まさか長年の経験者がここまで馬鹿な行動を取れるものかと思えばこその最大限の好意的解釈に努めたつもりだった訳で。それも今回、「憶測で悪く考えてはいけないが、憶測で良く考えてもいけない」ということを学んでしまったように思いますよ。
 あるいは信じる者がすくわれるのは足元だけって、お前等ホントに言葉が上手いな!って思いますけども(笑うしかない)。
 本当に個人の我が儘で(大多数が関わる)仕事を台無しにしてしまったのか。あるいは「いっそ手に入らないなら全てを焼き尽くす」という、何処かの漫画に乗せた台詞コラの説得力がありすぎてもうね。
 まぁ全ては憶測に過ぎませんけどね。

 憶測と言えば、「初代アプリから一期の時も、アプリのハッピーエンドが無かったことになって荒廃した世界が描かれていた」、二期も再び同じ事が起きているという論調も出回っている模様。もっともそれ自体は「最早意地にでも好意的に解釈し続ける盲信ファン」の言といったところなのでリンクを貼ったりは避けますが、まぁ確かに、コンセプトデザインの吉崎が好きそうな話でもあるのは確か。ちょっと切ない裏設定。
 ただそれでも彼はまだ過去には裏に忍ばせるくらいに留めていたし(実例として思い付くのはオトメディウスの「ゴーファーが見たうたかたの夢」というメモ書き)、それをメインに持ってきても誰得ですらないという一線は弁えていると思っていたのだけれどね。

 まぁ実際は誰が発端で誰の実力でこうなったかは憶測の域は出ない話だけれども、ただ少なくとも製作幹部陣はこれで行くと決めた訳だし、現在(不必要な迄に)ネットで言い訳をばらまいてるその連中は「これで行けると思い込んでいた」のでなければ出ない発言ばかりを残している事実はある。(あれももし「言わされている」のだとしたらとんだBIG BROTHER級の巨大権力だろう、みたいなレベル)

 そんな訳で、実のところは昔からこういう「悲しい続編」系の話を思い付く人間は割と居るというか。それも割と陳腐に収まりがちで、だから「同人みたいな設定」と揶揄されるのだけれども。
 しかし一時期それが割と流行ったというか安易に用いられた時代もあって、そういった残念な物語表現やら何やらに慣らされてしまっている層というのが居るのですよ、実際。まぁ我々くらいの世代のことなんですけどね(苦笑)。90年代くらいからのアニメ暗黒期と申しますか、あの辺りの言ってみれば前世紀の感性・価値基準。その水準で止まってる人間の例は幾つも見てきてしまったしうっ、頭が。前から言ってる20年という数字にふと「失われた20年」という言葉も過ぎりましたが、それはコンテンツ業界にも言えることなんだろうかなと。
 ただ実際は、そんな安直な悲劇展開はロクでもないという経験則が積み重ねられて今の時代になっているというのに、それを学習できずに今に至っている製作者も残念ながらまだ一杯いると。

 この辺は別にコンテンツ業界に限った話でも何でもなくて、ってのが実は最後の自分の中での本題になるんですけども、「己の今の価値観がナンボのものか」という危機感は常に持たないと駄目だよねと。
 自分も人のことは言えないけれども、自分以上に「今までの自己の経験を絶対と信じてしまう仕事ぶり」というのは、長年色々な仕事付き合いを積み重ねるほどどんどん身に染みてきてしまう話。分かり易く言えば「いつまでそんなやり方してるの」と言いますか。「(そんなやり方は)皆に駄目だと思われてるからこそ改善されようとしている」、そうやって積み上がって出来ていく「今」についてもきちんと目を向けて吸収していかないといけない訳で。

 とはいえもっとも、必ずしも過去を否定すりゃいいってものでもないのは言うまでもありませんが。過去があってその経験を踏まえて今に繋がっている、その課程を学んでより良いバランスを模索していく姿勢こそが重要ではないですかねと。(言ってみればそれが人の歴史というか)
 まぁ自分だって何処まで出来てるかはサッパリ分かりませんけども、ってなブーメランは覚悟しつつ、盲目的に過去にしがみつく連中も、安易に新しい物に飛び付くだけの連中も、どっちもどっちで殴りたい(でもって多分自分も殴られる)、そんな本音を抱えての普段の日常の中で、こんな「しょうもない個人判断レベルの失態」をまざまざと見せ付けられれば、苦言の一つや二つもこぼしたくなろうというもので。

 そんなこんなで、焦土の跡の残り火を眺めながら、今の自身の近況に重ね合わせて勝手にヒートアップしてお届けいたしましたが。
 ただその残り火がどんどん憐れな事にもなってきて。まぁ悪意を向ければ悪意を返されるのは自明であるのだけれど。それが仮に故意であれ無自覚であったにすれ、それが招いた結果とその原因に向き合うべきであって、まぁ実に反面教師な話ですよね、とは思わざるを得ないところ。

#とかまぁマジレスしまくりましたけど、くだんの件そのものはもう済んでしまった(過去形)以上は後は笑い話にしてますので。次は(次があるなら)頑張って下さいとしか。

駄女神様

 さて、もう考えるのをやめた、やめたい。
 何も考えずに気ままに楽しく生きていきたいですね、駄女神様のように。

 という訳で話を繋げたつもりになって、昨年の残件消化モード。
・figma アクア
img
 殴りたいこの笑顔だとか、柴犬への熱い風評被害だとか。
img img
(折角だから模写ったやつで)

 普段この手のはあまり見ない方ですが、画像板でちょこちょこ目にしたこの女神様の変顔に釣られて見目麗しきご尊顔に惹かれまして、amazon prime videoで視聴。
 なかなか期待に違わぬ駄犬っぷりご活躍を堪能できたと思います。いい女神様じゃないですか。知力が0なだけで。
 土方姿で日がな一日労働して、仕事上がりに食って飲んで、虹を吐く。こんな充実した生活に(主人公は)何が不満だというのか、やれやれこれだから引き籠もりニートは(AA略)。

 まぁそんな訳で、単なる記念購入みたいなものなんですが。
 時間も無かったので全然花鳥風月とかやってません(えぇ)。まぁそこは他のレビューサイトにございますでしょう。
 エフェクトとか使えるかなーくらいの軽いノリで、またそのうち他と絡めるくらいで。

 強いて言うと、見るからに動かない方のfigmaだろうなとは思ったけど本当に腰が全く動かなかった。軟質スカートですらなく。まぁ透過パーツの都合もあるのかもだけど。
 それと噂には聞いていたけど案の定、左脛パーツが右脛の組み間違い。サポートに一報を入れたら、多分またかって感じで速攻返信来ましたけれども。お疲れ様です、次は品質管理部門をしっかり働かせてあげて下さい、ということで。
img
 レッツSUGEKAE。

 でもって、折角なので。
img
 ぶっちゃけこの寝間着姿が一番いいですよね。ちょっと垂れ乳なところも(ぉ)。

 でまぁ、うん。正直時間切れでした。
 兎にも角にも線の練習に、軽い色乗せはこの前のマーシフル何某くらいのレベルでいいかと思ってたけど、思った以上にうまくなかったというかやっつけになり過ぎた。
 一応今月タスクとして予定していたので、これで延期するとどうせまた一ヶ月後になりがちだし、逆にそこまで腰を据えるものでもないし。敢えてそこそこで収めてみたくて、ギリギリまで引っ張ってみたけど平日にそんな時間も無かったで御座ります、という感じで。(そもそも土日の予定が狂ったのが悪い。まぁそれはそれ)
 まぁ次の機会にでももうちょっと手直し出来ればいいなぁとは思いつつ。どうせ変わらない?ソウデスネー。

 こんな感じで、「ただ開けるだけでもつまんないし」と、ついでで企画してみた訳ですが、うん、こんな調子じゃ積もり積もった通販箱がいつ崩せるのか分かったものじゃ御座いませんね(笑)。

謹賀新年2019

 あけましておめでとうございますです。

img

 亥といえば、、、一部で有名なビーストウォーズの金のイノシシくらいしか思い付きませんでした。 ggると真っ先に出てくる絵の模写ですねー)
 因みに羽子板の絵柄が斜めってるのは、「構図を先に決めて描き終わってから」板の柄を書き込んだからですね、はい。検索した画像がどれも板を縦に抱えるような持ち方になっていて(手の)参考にならないなぁと思ってたら、皆さん写真写りの際に羽子板の絵が綺麗に見える持ち方をしてたんですね、勉強になりましたね-、手遅れでしたねー(笑)。

 尚、オリジナルは首にモコモコを巻いてますが、首回りを誤魔化したくないので敢えて外しました。まぁそもそもバブル時代のセンスかなぁというか、まさしく昭和のドリクラではあるんですけども。
 でもって、振り袖の絵柄もなかなかに面倒くさい手間が掛かりましたけど。しかし無地だとびっくりするくらいに地味な絵になってしまって、そこに適当な柄を乗せただけでもこれだけ映えるものなんだなと。成る程、バーチャロイドが年々テクスチャまみれで面倒くさくなっていった理由もよく分かるというものですね。バーチャロイドデザインの源流は着物にあった(嘘)。

 あと頭のアップ髪は、そもそもオリジナルが「お椀を半球で繋いだ」かのような、ポリゴンの形状としては理解出来るけど現実的には割と意味不明なものでして、描く上ではもうちょっとどうにかしようかとも思ったけど自分ではどうにもなりませんでした。たぶんお団子ウィッグ的な物がこれに相当するんだろうけども、それのアイリちゃん(ハカセ)センス炸裂と申しましょうか。ポニーテールもなかなかのソリッドデザインですからね。

 そんな訳で、まだまだ線画で手一杯ってのが実情ですが、今年も10億本ノック頑張っていきましょう。

締め2018

 さてこんばんは。つまんないので次のHR(罫線)まで飛ばして下さい(ぉ)。
 今年はちょっと恒例の強化月間ネタはお休み。
 省電力モードと決め込みましたと申しますか、良く言えば今はやることに注力しているというか、実際それは事実なんですけども。ただいつもの「やると決めたからにはやる」から「やると決めたことだけはやる」という、このミスリード必至の物凄い微妙なニュアンスの変遷。傍目のアウトプットとしては多分そう変わらないのだろうけど、内面の意識的な問題と申しましょうか。
 まぁこの辺10割方お仕事方面な上に現在進行形の話なので、まだこれから来年お楽しみに(?)という話でありまして。
 まだまだ前厄ですからね、これから本厄ですからね、ってなもので。

 そんな訳で日々の生活の大半を占めてしまう仕事の気分にどうしても引っ張られる所はありますが、一方で私的にと言えば今年は実に「過去を(良くも悪くも)振り返った年」になってしまったと思う。
 もっとも去年もゾンビの年などと似たような傾向の話はあったけれど、今年はそれがより具体例となって現れた年というか。
 それにやはり今の自分の40年という歳月が、半生を切り取っても20年に及ぶという、社会に触れ始めてからも既に倍の年月が経過しているという感覚の重み。
 そして人の振り見て何とやらと申しますか、まぁちょっと過去リンクとか具体的な物は省いて概論で書きますが、その20年の過去に自ら泥を塗りたくるような醜態を見せ付けられた暁には、憤怒を通り越した絶望の色を隠せなくもなり。

 とはいえ一方、10年弱くらいだけども「変わらぬ”今”」といったものを紡ぎ出してくれた好例もありましてね。
 過去を生かすも殺すも、全ては当人の力量次第というものなんでしょうけどね。

 という訳で何とか頑張って強引に話を繋げたつもりになりまして、

 今年はまさかのアイリちゃんフィーバーの年だったのですよ、ってのはちゃんと振り返らないとですよね。
 ホント公式同人CDとしか言いようがないのでしょうけども、普段キャラソンとか鼻にも掛けない自分が、よもやこんな剛速球を受け取る立場になるとは生涯思ってもおりませなんだ。まぁキャラソンでもあるんだけども、実際momoさんの曲作りがまず何だか好みってのがあった上での、更にアイリ好きに全振りした楽曲群のこの破壊力たるや。
 確かに久方ぶりの時の経過はあるのだけれども、良い意味で変わっていないし、良い意味で今の姿を感じられる、そういう「変わらぬ”今”」といった感触。

 でもって、全宇宙ロボ子スキー同盟(何だそれ)に贈るポリニアン祭は追ってきちんと開催したいと思いますが、何と言ってもこのクローバさんアップデート版。
img img
 まるで狙ったかのように拡充されたハンドパーツバリエーション。
 もはや完璧(パーフェクト)にアイリだこれ。

 でもって最後に、年明けからいきなり余計な事を書きたくないのもありまして、前倒し的に。

 まぁ今年も例によって例の如く「歪みまくりの一年」でした。
 あまりにも個人ネタすぎて流石にそんなに使っていなかったらしい「ユ・ガンデル」(ウソ世界の偉人シリーズ)ネタを三度持ち出したくなるくらい。
 特に終盤追い込みの時期に軽い気持ちで描いたアイリちゃん顔の壮絶な歪み具合には、「三歩進んで四歩下がっている」恐怖に脳内を支配されてしまい。
 結局、次回の絵も歪みの恐怖から抜け出せずリテイクにリテイクを重ねる内に、何だかまたすっかり公式絵クローンみたいな有様に。模写じゃあないんですけどね、いやホント、と前言い訳。
 クローン絵ではない、別に似てなくても俺絵って意味では前回のコレくらいの似てなさ加減で良いと思ってたんだけど。そもそも描く度に顔の違うアイリちゃんシリーズをどう収束させていくか、ってところで結局正解を追う内に公式クローンになってしまう状況。
img img

 つまりは10億本ノックが必要、といういつもの話ですね。
 本当は最後に軽く一枚描くペロっと置こうという計画もあったんだけどそれどころではなかったということでのお茶濁し。マシなの引っ張ったらこんなのしか無かった。(右は少し前に「似てないけど別にいいや」路線で描いてたら、なんかその当時に見掛けた昭和っぽい絵に影響されたんじゃないか説。)

 はてさて、
 前半無くても良かったんじゃない?って思いますよね。まぁそれはそれ。記憶の記録。
 それでは、早めに書く筈が結局ギリギリでしたが、良いお年を。

アナタヲ追イカケテイマス

(※タイトルは以前の物に引っ掛けただけで深い意味は無いですが)

 最近実のところ頭痛続きでちょいと不安にもなってしまう。月一ノルマは生存証明だとはよくぞ言ったものですよね。
 まぁ延々取れない鈍痛以上の自覚症状は無いので、ただの慢性的な疲労蓄積、乱れすぎた私生活による自律神経の不調だとは思いますが。

 でもって少し前にyoutubeで見たFF1(ファイナルファイトじゃないよファイナルファンタジーだよ)のプレイ動画、は内容的にさておいて今語りたいのはそのエンディング部分。
 当時のファミっ子には何だコレと思われてたかもしれない、既にグラフィックチップを置くのが当たり前の時代にLINE描画命令でリアルタイムに描かれるThe Endの文字を、当時既に「ちょっと懐かしい」と思っていたマセガキだったり(コンピュータ体験としてはPC-6001mkIIに遡る)。ほかゲームの原体験となるとどうしてもドラクエその他にネタを譲ることにはなるけれども、実は一時期は完全にFF派だったこともありましてね。
 何より印象深かったのはシリーズ当初は外部の脚本家(寺田憲司)に委ねられていたストーリー。ことガーランド(ラスボス)の2000年ループの話と、EDテキストでの、歴史を修正して帰還した主人公達を迎え入れた人影の中には(正常に戻った世界での)ガーランドの姿もあったという、この短い一節が若い頃の自分に物凄く突き刺さっていたなぁと改めて思わされたところ。
 自分の時間SFの原初は、もちろん話に触れたのはこれが最初ではないだろうとはいえ、根強いインパクトを与えたのはこの辺りだったのではないかなと。

 そんな訳で時間SFということで、若干遅ればせながらになりますがアニメ版シュタインズ・ゲート ゼロ
img

 いやぁ、比屋定さん良かったっすね。
 などと描き逃げで雲隠れしてしまいたいくらい、また軽い気持ちで練習の種にする筈が、(いつものロボ子みたいな深海の底の趣味層と違って)現役の人気アニメに手を出してしまうという身の程知らずぶりに「怖じ気づく」のスキルが未だ絶賛発動中なんですが(お陰で年内の予定もすっかりやばくなって参りましたが何とか仕上げた次第)、そこはそれとして。
 前作に触れたのだから今作も触れずには居られないというか、実際今作こそ触れておきたくなったと申しますか。

 一通りの時間SFネタを盛り込んで大団円で終わらせた作品の、ラストを改変して次に繋げるというびっくり洋ドラ展開(雑な方の)。友人に説明した時も「エクステンドw」と笑われるくらい、あまり良い予感はしないタイプの続編製作。自分も恐る恐るで録画を溜め込んでの一気見視聴に臨んだ所なんですが、しかし蓋を開けてみれば実に素直に「良いシーズン2でした」。

 まず正直に言ってしまうと今回は、「作り手が厨二病を卒業してしまった」感に溢れる続編製作。そりゃあ5年以上の時が経っていますもの。
 ただ実の所ここが「前回馴染みきれなかった」層にとっては逆に有り難い話でもありまして。単に感覚が麻痺しただけかな?くらいにも思っていたけれど、amazon prime videoで劇場版や前作を少し見返して「ああうん、やっぱりこうだった」と一寸構えてしまう当時のアキバノリ。これが今回は明らかに抑えられて、随分素直なSFアニメドラマとして見られる内容になっていたように思う。
 そもそも今回は主人公の心が一度折れた後の話なので、そうふざけていられる心理状態でないというのもあって周りも気遣っている状態。そこから勿論前作ラストに繋げる意味では最低限のフォローは入るんだけど、劇中でも年長者に窘められつつ本人も気恥ずかしさを言及する脚本。そりゃいつまでもアキバノリも無いよねっていう。それを決して過去作品否定にはならない程度に、しかし確実に内輪受けを回避した姿勢が見て取れた。
 まず今回の追加キャラの比屋定さんが完全に混じりっけ無しの一般人ポジションですからね。つくづく「作り手自身が卒業してしまった(笑)」と思わせられる部分。まぁ正確にはアニメ版しか触れていないので、原作までがどうなのかは分かりかねますが。
 ただ自分もココで今でもしょっちゅうアホな表現は選ぶものの、昔よりは確実に気恥ずかしさを隠せないレベルの文章選びをしている訳で。全く他人事ではないこの親近感と申しましょうか(笑)。しょうがないですよ、人ですもの。長く生きると色々とね。

 そしてそういういわゆるアクが良い意味で抜けた状態で描かれたキャラクタードラマが、前作以上にじっくり描かれていた印象。ぶっちゃけ白状すると涙腺何度か緩みました、はい。(歳食ったカナー)
 今回は続編・シーズン2という強みもあって、時間SFギミックの視聴者への説明は前作で既に終わっているのでドラマパートに専念できたという背景もある。でもそれ以上に、ストーリーギミックに頼らずにドラマを見せてくれたという印象も正直強い。実際SF的な要素の追加そのものは今回少ないんだよね。
 ここは昔から思っていることで、「SF作品はギミック(の良さ)ではない」という持論。無論SFギミックが作り出すストーリーの軸はあって、但しそれを紡ぐキャラクターのドラマがあって初めて作品として面白くなる。SFとは好みの方向性・ジャンルであって、食材を楽しむ為には結局は料理その物が重要であると。
 いや前回も割とキャラクタードラマは楽しめたと思ってるけど、今回はそこがより強化された印象と言いますか。前回から冗談半分で洋ドラ云々言っていたけど、実際そういうドラマ作りをスタッフも意識していたんじゃないかなと思わされたところ。

 そういう意味では昨今、まるで生き急ぐかのように1クールで次から次へと消化する時代になってしまって、無論その枠の中でぎっちり凝縮した短編的に良く出来た作品作りもあるのだけれど、同時にやっぱりあまりにも何もかも消化が早すぎる危うさは感じていたところ。
 こうして2クール*2シーズンで楽しませてくれたSFアニメドラマという枠組みは素直に支持したいと思いました。
 何のかんので自分らが若い頃に見ていた(特に暗黒期のやっつけ)作品に比べれば、アニメ脚本も随分良い物も出てきたよねと。

 という訳で、最初は頑張ってネタバレ無しで書いてからと思ったら、何だか十分書き切ってしまったかのような。
 しかしまぁもうちょっと触れたい部分もありますので、以下ここからは核心にも触れる完全ネタバレ路線ということでご注意をば。
 尚、アニメ版しか知らないので、原作だともっと色々補完もあったり違うのかもって点はご容赦下さいませ。あくまでアニメ版2シーズンとしての作品評価。

 という訳で冒頭の比屋定さん(左)。
 このロリコン共めって言われかねませんが、まぁちびっ子的キャラクターに釣られやすい事実は否定しませんけど(人それを以下略)、ただこの人の場合は本当にただ普通に「背の低い女性」なだけなんですよ。(そもそも自分はリアルで若い頃にちびっこ女史が担任だったので、背の低い大人も居るのだという感覚はその頃から普通にあったので。)
 当初でこそ子供と勘違いネタから始まり、左右互い違いのサンダルを履くというお子様にも程があるキャラ付けはあるんだけれども、そういうキャラデザと脚本が全く噛み合わないまま霧散しちゃったとでも言いますか(笑)。後は理系テンプレで身嗜みを含めた無頓着さがあるくらい(でも寝起きの顔でビデオチャットに出た事を恥じるくらいの常識はある)で、それ以後は本当に背が非常に低いだけの、メンバー初の年長者ポジション。ここが実に好み。
 これを書く前に見直してたら、感極まったダルが殴った時(16話)に(涙ぐんだ顔故に)「顔洗ってきなさい」ってその場のフォローの仕方が実に当人らしい振る舞いだったのだなと。これがもし前作のアキバノリのままだったら、あるいはそこらの脚色アニメだったら絵に描いたような年齢不相応のロリっ子キャラにも描かれていたよねという。そんなキャラ作りだったらその時点で視聴を止めていた恐れすらある。

 そんな比屋定さんですが、作品のメタ的にはぶっちゃけクリス2号、つまり今回お亡くなり中の天才の代わりの技術担当。見る前はAIクリスがその代役なのかーくらいに思っていた所のこの配役。それも取って付けたような新たな天才枠ではなくて、逆に「優秀な後輩を持ってしまった先輩」というドラマ配置。
 そしてアマデウスの戯曲から、若き天才モーツァルトに嫉妬した(とされる)サリエリに自らを重ね、自身のPCアカウント名にまで用いる自虐行為。ただこれは、勿論当人も嫉妬の感情は自認しつつも、それを踏まえて自らを奮い立たせる為の、「自戒」としての意味合いが第一にあるのだと。そういった人の弱さと強さを両立させたキャラ立ては、ぶっちゃけ凄い好みなのですよ。

 あとこれは最初に見ていた時に、自分も「ああ」と思わされた所がありまして。
 自虐というのは必ずしもネガティブな結果だけを求めての行為ではないのだけれど、それは人には非常に分かりにくい物かもしれないと。いや「かも」じゃないよね。
 例えば分かり易い所ではお絵描き周りで「適性の無さ」と「やっぱつれぇわ」を連呼してはいますが、それは別に同情を誘いたいという話ではないんだよなと、以前に知人と話していて感じたところ(その場はややこしくせずにスルーしたけど)
 勿論、嘆きの壁を越えられない自分の先天的スキルポイントの無さに悶える感情は否定できないけれど、ただ同時に「全力は尽くせているのか」と問われた時にも決して頷くことは出来ない自分の努力の甘さも現実として確実にあって、その次元にいる内はまだ嘆くのは1000年早いとしか言いようがないですからね。
 まだまだ全然駄目だよね、ただでも弱音くらい吐きたいよね、の集大成としての「やっぱつれぇわ」ってのはやはり万能だと思いますホント(笑)。(注:ネタ元にはそこまでの意味はないんじゃないかと思います)

 少し脱線しましたが、
 そんな決して代役ではない新たなキャラクターとして組み上がった所に、加えて、亡き当人の人格をコピー再現したAIのAmadeusクリス(冒頭右)が、「先輩にとうとう彼氏が出来た!」とばかりに、若干のお節介と悪戯心も含みつつも何より本心から喜んでプッシュしようとする様が実に微笑ましく。これこそ全世界の独り身がAIに求めちゃう理想の関係性じゃあないですかという、実に俺得のITコンビの構図に、「あ、これもう(クリスはAmadeusのままで)比屋定さん新ヒロインでいいんじゃない?」と。

 とはいえやっぱり、シーズン半ばの一時帰国の際、Amadeusクリスが主人公を気遣って出た「いつか本心から笑える日が来ると良い」の一言は「ああやっぱこの人正規ヒロインですわー、敵わないわー」とは思いましたけどね。
 しかも「まぁ、やるよね」とばかりに、時間軸を正常化させるための手段としてのAI開発自体の抹消(過去改変)。前作は自身が死ぬ世界線を選ぶことで皆と過ごした日々は完全に消え去って、今回もまたAIとして活動した事実そのものが消え去って。どんだけβ世界線で「記憶」としての存在を否定されてるのこの人っていう。(毎回)22話で存在が消える非業のヒロインとか言われてなかろうか。しかし一番美味しい所を持って行く重鎮ヒロイン。

 ただですね(まだあるのか)、
 実のところ今回シーズン2のヒロインはマユリでしたよね。
 強いて言えば前作のα世界線のヒロインがクリスで、今回β世界線のヒロインはマユリ。

 マユリはぶっちゃけてしまうと前作では、おっとりぽわぽわ系の被保護者の立ち位置はキャラクターというよりもマスコット的な印象が正直強かったように思う。
 皆で楽しいアキバ青春が送れればそれでいいくらいの夢見ポジションのまま、最後の最後で突如ビンタをかました時は「あれこんなキャラだったのか」という、まぁ芯は強い子だったのだろうと捉える感じの、言ってしまえば大団円を迎える前に最後の役職を与えられた程度の意味しか感じていなかった所はあった。
 そして今回のエクステンド続編化に伴って、よりにもよって「(その優しさが)主人公の最後の心を折ってしまう」というまさかの戦犯への改変。どっちもどっちで、良いのかコレ?というのが今回の続編の出来を懸念していた一つの理由でもあったかもしれない。

 でも実際はだからこそ、その悪意の無い甘えが生んでしまった結果への後悔も踏まえ、そして「幼馴染みの兄は、あくまで良い『お兄さん』だった」という悲しい乙女心も織り交ぜつつ、ただの何も知らない無垢の被保護者の立ち位置から脱して、きちんと自身の思いを込めた自主的な行動としてのビンタだった(主人公の激励としてのねw、勘違いなきよう)のだという、そこに至る流れを丹念に描いたのが今作だった。前作ストーリーの補完であることは勿論、何よりキャラクターとしての大きな補完が行われたのが今回のシーズン2だったのだと。
 しかもラストは主人公お迎えエンドとか、完璧にヒロインじゃないですか、マユリさん。
(なんか上手く書けなくて比屋定さんパートよりも短くまとめちゃったけど、実際は軽く見返すつもりで流した16話辺りのエピソードで相当グッときてそこからつい見続けてしまって「ンモー(予定が)」ってなくらい大好物ではありましたので。すっかり前作と印象違えたのはホントなんですよと。)

 ただまぁちょっとだけ思ったのは、世界線って一つに書き換わるんでしたよね。
 本作は多世界解釈ではない。前回微妙に混乱させられた部分。
 だから全ては一本に収束する世界線の為の行動であって、犠牲になろうが何だろうがそれは全て無かったことになって真の幸せに至るのがこの作品だったのでは、と。つまり何で改変で消える筈の世界線でのお迎えとかやってるのかな?と。エピローグとしては絶好の演出シーンなんですけども、はてと。
 まぁこの辺、変えた未来との関係云々等と考えると実に面倒くさいのがタイムパラドックスって奴でございまして。そこはこれ、
 「タイムパラドックスを解消する方法は一つ、『考えないこと』」
 ああやっぱジェインウェイ艦長最強ですわ。(一応:スタートレックVGR)

 ってところで見事にオチを付けたつもりになりまして、この辺りで幕締め。
 長々と恥ずかしげもなく感情移入晒す歳かよ、って感じですよね。
 まぁ実はあれから結局、さしてSFも、洋ドラすらも最近はご無沙汰になってしまっている自分には、丁度良い塩梅の作品だったねということで。

TIS生存報告

 さて気付けば今年も残り僅かになってきましたねというところで、多分来月は気も回らない題材なので一足先に、某アセンブラパズル「TIS-100」
 一応めげずに続けてるよ!報告というか、気付けば忘れてしまいそうではあるけれども一ヶ月に数問くらいのペースで、基本的に脳内エミュさえ出来れば画面はいらないゲームなので、寝床で考え事をしながらそのまま程良く疲れ果てて眠りに落ちる算段も含めつつ、大体考えが固まったところでさっとコーディングして答え合わせ、みたいな流れでやっております。それが綺麗に収まると一安心。

 しかし改めて考えると、およそ実用的かと問われるとちょっと返答に困りそうな特殊CPUの命令セットとメモリ(実行コード長)の制約。ただある種の非現実とも言える特定ルールに則って与えられた課題を解いていくという行為は、成る程これも何だかんだでゲームというものなのかと思ってみたりもして。
 特に、アセンブラの原始的な命令文でのコーディングとなると一見ギチギチの最適化の印象を与えがちだけれども、実際はその貧弱に過ぎる命令セットとコード長で問題文を解いていく為には、如何にして問題文・入出力データの処理を定型化・単純化するかという観点こそが重要となってくる。(まぁプログラミングというもの自体が本来そういう物だよねと言ってしまえばそうなんですが)、そこを見極めてロジックさえ組み上げてしまえば後のコーディングはただの確認作業だとすら。

 この点、これってプログラミングのロジカルな思考を鍛える教育素材として案外役に立ったりしないかと、一度若いのをこれで鍛えてみたらどうなるかとか内心思ったりもしておりますが(ぉ)。取っ付きの点であまりにも精神障壁の壁が高く分厚くそびえすぎて「ちょっとこの人何言ってるの」的に、流石に誰にも勧めることすら出来ておりません。
 そんなもんプログラミング実習で十分だと思われるかもしれないけど、やはり一つのポイントとして「ルールが特殊」な所から「それに見合った解を導き出す」行程が存在するのは大きいんじゃないかなと。ただでさえネットのご時世、コピペ参照し放題だし、既に発明されたアルゴリズムをなぞる知識運用だけでなく、条件と目的から解を導く思考部分にこそ注目したい。まぁ単純に数学スキルとかに近いのかもしれませんが(言っても自分、数学はドロップアウトしてましたが)。どうなんだろう。

 とか何とか書き散らして終わらせるつもりで居た訳ですが、まぁちょっと嫌な予感もしていたけれども案の定と申しますか、書こうとしたこのタイミングでまた再びSTACK MEMORYの面で躓いておりましたよ(苦笑)。いや今回は、無難なロジックを思い付いて程なく完成してそれでおしまいの筈が、無難どころかまたも平均スコア(CYCLE)の遥か下。命令数(INSTR)の山もまるでずれている(こちらは良スコア)ので、狙ってもいないのにまたギチギチコードになってしまったのかと。(>”SEQUENCE GAP INTERPOLATOR”)
 いや自分、別に高スコアが目的だとかそういう訳ではなく、まぁ最低限整ったコードに収めるくらいまではやりたくはなるけれども、1CYCLE,1INSTRを争うようなテクニックの追求がしたい訳ではない。
 むしろやっている皆々様も多分「一回やっておしまい」くらいのプレイが多いだろうし、だからこそスコア分布の山が一つの指標として表れてくる訳で、その平均に遠く及ばないスコアというのは余程自分がヘタレなのか明後日のロジックを書いているのか。ましてやそれがまだ少しなら「まぁ下手も打つ」くらいで済むかもしれないけれど、STACK MEMORYのステージでばかりこう度々この有様では、流石に「根本的に足りてない?」という疑念に苛まれてしまうというもの。
 この点、このTIS-100という仮想CPUは複数ノードを並列稼働させる分散・並列コーディングが最大の肝となるところで。如何せんSTACK MEMORYはその特性上、直列的なロジックになりがちなので、ノード配置からコード記述まで何か重大なテクニックが欠けているのか、あるいは根本的に考え方が間違っているのか。やはりそこを押さえなければとてもクリアしたとは言えないという悔いが残る。
(パズルゲームなので出回っている答えを入れれば解けてしまう、それが平均スコアとして出ているだけではないか?という見方もついしてしまいたくはなるものの、ただこのゲームに限ってはそこまでして解く理由が全く見当たらないというか。本当に解きたくて解く人以外やってないんじゃないかなぁ。)

 そんな訳で、実際苦し紛れ感の否めない汚いコードを綺麗な形に収められないものか、あるいは全く別のアプローチも無いのかも含めながら、あれやこれやと休日が災いして本来やろうとしてた事も放置して「こんな気分のまま切り替えられるか!」とばかりに再三足掻き続け、「もうこれが駄目なら諦めよう」と言い始めてから更に二・三回、「アカンこれ前回やったやつや」。
 まぁ先に書いたように、単なる手落ち以上の根本的な疑念があればこそ、なかなか諦めも着けられなかったというものですが。そういう「諦めの悪さ」のパラメータ値だけは無闇に高いので、、。

 そうこうしながら紙に書き出した数列の束を見ている内にふとティンと来たアルゴリズム。意外と組めそうだけど、でもこれって、うーん、まさか、、、?
 そう、そのまさかでした、
 「STACK MEMORYを使わない」

 「こんなのズルいじゃん!」って奴ですよ。これ見よがしのSTACK MEMORYの配置はまさかのトラップですか(スタックとしては使わず、通り道として使うだけ)
 まぁ普通にSTACK MEMORYを使ったロジックも形にはなったし、このステージの作者も案外それを正解のつもりで作ったのか、あるいは逃げの余地を残したのか。(追記:改めて振り返ると以前にもスタックを使わない面はあった。というかそこもハマってた。)
 しかしそんなものに惑わされず、数列処理のテクニックという点で手短な正解に辿り着いていたのが世の大多数の皆々様でありました。うん、ホントにこれマニアしかやってないよね(笑)。

 という訳で、無事に解けて平均スコアと同列に並んだ上に少し手直ししたら平均値の左にまでスコアが伸びたところで一安心。ひとまず疑念と不安も解消して一段落というものですよ。

 でもって、
 いつもグダグダ文章ばかりで具体的な物が無いと片手落ちとも思われるかなぁと。まぁパズルは自力で解くべきというスタンスも強い訳ですが、人のコードを参考にすることも悪いことではないからということで。今回たまにはということで晒してみます、以下ネタバレで。
 ちょっと汚い部分も残るコードなんで見苦しいですけどね。ソートは散々コード記述を試した物の中から比較的マシなのを抜粋。ホント見せられるものじゃないんですが。何やってんの?かも。あとコメントも無いコードは許しがたいがこの場合は致し方ないので、、。
*NEXUS17: “SEQUENCE GAP INTERPOLATOR”:数列の抜けを検出する
・ソートした列から抜けをスキャン(挿入ソート後)
・ソートした列から抜けをスキャン(バブルソートで逐次)
・数列の最小最大値と合計値の関係から抜けを算出する(即日微修正:冗長さは潰せてないけど)

 まぁちゃんとプレイしてるんだよアピールということで(笑)。

ヘカプー

 こんばんは、月一ノルマ(何)もまたギリギリという感じで。

 さてはて、巷では猫娘がハロウィンを妬んでネットスラングを連発してるこの頃ですが、 実際のところ自分に取ってのハロウィンなんてのは、普段のラインナップから消えたおっとっとお徳用パックがハロウィン仕様で復活する年一行事みたいな認識ですけどね。商業主義の産物ですネー。というかこれを書いている今頃はもうハロウィンコーナーも片付いて、クリスマス仕様キャラメルコーンを一袋摘まんできたところ。

 まぁ自分はそもそも洋ドラ・cartoonかぶれなので、それ以前から恒例行事というか、ハロウィンその他イベント回はすっ飛ばしてその季節までお預け食らわされるdisney channelぐぬぬ、ってな認識ですけども。
 ってなところで話を繋げて、
img
 久々cartoon。
 cartoonはムツカシイね。普通の絵も難しいけど(汗)。
 線と形で絵描き行程の殆どの勝負は付いてしまうので、ついつい必要以上に身構えてしまう感じで。
 如何せん線で勝負仕切れないので、そこからちょっと日本風な影の盛り付けでもしてみようかと思いましたが、半端にいじるのよくないと申しますか。
 よくよく見るといつもの影無しベタ塗りじゃなくて、髪やツノにグラデが掛かっててちょっと豪華バージョンな絵作りになっていたりして、「これで十分お手軽高効率」という、制作者の合理的なデザイン意図が伝わってくるようで。素人が下手な事してはいけませんね的な。
 まぁそもそも原理主義的な絵に寄りすぎなんですけども。まだ己のカラーも何もありませんが故。
 もっと気軽に描けるようにならないとなとつくづく思いますです、はい。

 っと、そんな訳で、スタバちゃんスターバタフライのヘカプー(Hekapoo)。
 別にハロウィンキャラでも何でもないけど、なんか丁度それっぽいなと。炎というか灯火の魔女とでも言ったところ。かつ次元ポータルの管理人。
 炎を灯すように次々分身体を作っての鬼ごっこであったりボス戦であったり。それと次元切りバサミ両手持ちでのワープアクションは負けイベントながらに素敵なシーン。よく見たら分身体はハサミ持ってないのか。その他勇姿はこちらにてんこ盛り。)

 そしてそんな次元の管理人らしいエピソードとして、地球とは時間軸の異なる次元で16年の時を過ごしたマルコ君が地球時間に戻ったら僅か8分後という、まだティーンエイジャーの14歳が倍の人生を一瞬で過ごして戻ってくるというSF展開。なんという美味しすぎる俺得感(笑)。
 こういうエピソードをさらっと15分にぶっ込んでくるノリがcartoonはやっぱ好き。

 でもってヘカプーの分身体は分身というかクローン生成なので個別に意思を持って会話もしてるという、益々俺得まみれのネタ。
 資料画像を探してる時に見掛けたファンアートで、ヘカプー分身体が酒場でどんちゃん騒ぎをしてる絵は「分かってるね!」感満載でありました。

 という訳で、ネット配信で視聴機会も増えてきたcartoonを皆で見ようねキャンペーン、と締めくくりたい所だったんですが。如何せんdisneyは渋いというか、新エピソード以外は次々切り落としてそもそも視聴すら出来ない(利用不可)よく分からない公開パターンの上に、どうやら近々primeから外れるリストに入っている模様。何たるこつ。うーん、やっぱりcartoonの日本視聴は今もまだ悩ましい。
 この「どうしてこうなった」級の関西弁EDソングは是非とも一度ご堪能頂きたいところなんですが(まぁもう最新S3で変わってますけど)。原語が酷い訛りなのかとか思っていたら別にそんなこともなく、ただどういう訳か日本版では「魔法の国は関西にあった(?)」という物凄い謎采配。面白いからいいんですけど。吹き替え声優さんが関西出身で占められてるっぽいのが無茶苦茶ウケるという。

 そんなこんなで時間切れ。
 今月もお疲れちゃん。気付けば今年もあと二ヶ月じゃないですか。。。
top↑