ドリクラエミュ弄り:GPUパフォーマンス問題

 ここの所ちょっともう色々感情の渦が物凄かったので、下手な前置きはなしで手短に行きます。
 あ、思い出したので一点。SBR(7部)アニメ化おめでとうございます。これで私の信奉するジャイロ理論が世に広く知れ渡るというものですね。(納得は云々かんぬん)


 さてとドリクラ改造話。
 昨今余裕もないので、引きこもりながらへこへことプログラムとデータのブラッシュアップを続けてました。まぁ他にも課題は多数残ってるんですがそれはいつもの話なので、今回はひとまずこの辺で。

ドリームクラブZERO 魅杏 Stay with me!(麻雀服)
ドリームクラブZERO+Gogo. ちり Full moon ~抱きしめたい(二衣装)
ドリームクラブZERO アイリ 絶対アイドル☆宣言80’s(三衣装)

※その他これまでの成果物は動画サービスYouTubeニコ動(打ち止め))の方に上げてますのでそちらもどうぞ。

 でもって申し訳ないですが、今回は本題をさておいて苦労話をさせて頂きますよ。
 本題的にはサムネ候補はアイリになるんだけど、これを機にまだ一度も採用例のない魅杏に配慮したからじゃないんだからね。


●GPUパフォーマンス悪化
 というのもですね、今回いざ録画を始めたら「異様にGPUパフォーマンスが悪化している」大事件が発生しまして。
 三画面はバニーが若干装飾増えると言っても基本的には過去とそこまで大差のない負荷の筈。それどころか既存の録画済みデータを持ち出して動作させてみても大幅に悪化。とにかく昔と同水準の動作すらままならない

 最近PCが何かおかしい気はしていたけれど一体これはどういう事なのかと。データドライブの増設とか若干PCも弄っているけどそんなに影響あるもんでもないよなぁ(※トラップ)とか思いながら、如何せんここ数ヶ月で改造プログラムにもかなりの手が入っているので、まずはそれを戻して確認するところから。
 Windows Updateを筆頭にアップデートは止めてる筈なんだけど何かソフトの設定が変わってしまったかとか、何せ使ってるソフトがたまにデータロストしやがるので(こういうのに限ってエクスポートなんてない、まぁ今回データフォルダ探しましたけど)過去全くの同一検証が出来ている自信もない。とは言っても幾らなんでもこのパフォーマンス悪化はおかしすぎる。
 因みに言うと素だとフレーム落ち無しで行けるんだけど録画をするとトドメが入る状況でして。またかよと思いながらついでに録画設定の検証等々、結構回り道もしてしまいながら、それでもやっぱり以前のようなフレーム落ち無しの自然な録画は望めない。

 まぁ私ソフト屋なもんでどうしてもソフトの原因から見てしまいますけど、いよいよハードがおかしくなってんのかなぁと。
 でも発熱問題は今まで通り大したことないし(夏場熱いは熱いんだけど6,70度くらいでGPU温度的には平凡)、ドライブ増設で電圧でも悪化したかとか、そんなヤワな電源買ってないぞ?とは思いながら、同一検証という意味でも駄目元でドライブを外して試してみたら、ドンピシャ(苦笑)。

 SSDを増設したらGPUパフォーマンスが悪化するなんて事があるんですねぇ。いやホントマジで(苦笑)。

 私、昔ながらの人間なのでシステムドライブとデータドライブは分けたいよね、とシステムの方はそこそこのサイズでしか購入してなくて。これまではそれでも何とかやってましたけど、ゲームと録画データの影響でいよいよ残容量がきつくなってきて増設したのが昨年末だかの話。
 でもそこでM.2 2ndスロットでNVMe SSDを使用すると、PCIeレーンをGPUと共有して帯域が半減させられちゃうらしいんですね。「えぇぇ」って気分でしたが、PC自作業界では常識なんでしょうか。(でも自作で色々組んでるゲーマーさんのブログで普通に増設してる日記も見掛けたから(冷や汗))

 今までの感覚だとSATAだの何だの役割毎に分けられていたポートが何でもかんでもPCIeにまとまるようになってきた弊害ですかね。この辺はUSBに一本化した結果ハブでぶら下げたら動かなくなったとかいう話なんかと被る物がありますよねぇ。
 ただ先の記事でも書かれている通り、「そもそも帯域に余裕を持たせてあるので、半減しても通常使用では問題ない」というお話。通常使用ではね(苦笑)。

 あ、はい、三画面描画でGPUにギリギリの負荷掛けて98%くらいで殆ど張り付くような状況で(100%べったりではない)、ちょいオーバークロック設定でやっとこさフルフレーム録画出来る、だなんてやってますからね。もうアホかと。

 つまり選択肢としては、折角増設したSSDを外すか、三画面録画なんて代物を諦めるか。
 後者は別にそこまで何度も録りたい訳じゃあないけども、今まで出来た事が出来ないというのは流石に納得もいたしかねる。
 前者はせめて増設側の方が容量が大きいのでそちらにシステムドライブをクローンして一本化するかだけど、メインドライブを差し替えるのにGPUやら外さないとアクセス出来ないですよね、これはまた面倒が大嫌いな元レイヴンさんの出番が来てしまう案件ですね(苦笑)。

 という訳で、ここに辿り着くまでの疲弊とその結末とですっかりテンションゲージもお亡くなりで、果たしてオブラートだかビブラートをどう駆使して立ち回ればいいのかという状況でした。ここまでは


 というかですね、改めて書くと録画の負荷がGPUのトドメになっているだけで、普通に動かすだけなら色々増し増しでもまだGPU使用率90%くらいで何とかなってるんですよ。それならこれまで通り(NVMe増設の状況でも)フルフレームで動いてる。つまりGPUの負荷がもうちょっと下がれば問題ない。
 GPU負荷をどうにかして下げられないものか、流石に多画面描画のロジックを見直すくらいで何とかなるものじゃないよなぁ、などと思いながら。

●xenia描画モード
 そう言えばxenia(エミュ)は随分昔に描画モードを増やして高速化兼AMD対応してたよね。
rtv:
Host render targets and fixed-function blending and depth / stencil testing, copying between render targets when needed.
Lower accuracy (limited pixel format support).
Performance limited primarily by render target layout changes requiring copying, but generally higher.
rov:
Manual pixel packing, blending and depth / stencil testing, with free render target layout changes.
Requires a GPU supporting rasterizer-ordered views.
Highest accuracy (all pixel formats handled in software).
Performance limited primarily by overdraw.
On AMD drivers, currently causes shader compiler crashes in many cases.
 まぁ日本語でOK?な世代ですけども、
 デフォルトで前者のperformance higherなモード(RTV)だし、改めて説明を読み返してもhigh accuracyモード(ROV)の方が普通は重くなるよねとは思いながら、実際今どんなものかを久々に試してみたのですよ。

 既存のRTVモードは標準解像度なら今や余裕綽々でGPUファンもうっかり止まっちゃう程の低発熱ぶりで、ROVに変えたら「うーん、やっぱり発熱増えてるな」と思いながらその横を見たら「GPU使用率下がってね??」

 はい。「ROV (high accuracyモード)の方が発熱はするけどGPU使用率が少なく」て、今回のパフォーマンス悪化を避けられる=「事実上の高パフォーマンス化」という珍現象が発生いたしました。さっきまで散々何度やってもドロップしまくってた三画面録画が、一度ですんなりフルフレーム録画できましたよ、NVMe増設の環境下でも。今までの苦労は何だったんだこの野郎レベルで(とほほ)。

 まぁ多分GPUを買い換えた当初にも検証してたんじゃないかと思うけど、別に高速化される訳じゃあなくて、profilerで動作を見る限りでも別段の差は無い。ただGPUの使い方が変わるので帯域減少の影響を受けにくくなったとかいう所だろうか。
 適当に喩えるなら、ジャブの連打でちまちま体力を削るよりは、ボディブローで鳩尾一発決める方が勝利は早いと。総合的なGPU使用率も下がって帯域の使用率も低くなるんでしょう。


 何はともあれで、
 これでNVMe SSD増設の環境下でも今まで通り十分使える状況になりました。
 俺に必要だったのは前日のxenia-canaryの)最長老様のチート潜在能力底上げじゃあなくて、ザーボンさんの美しい変身だったのですよ。
 因みに今回や今までのような水着三面なら十分行けますが、もうちょっと負荷を足すと流石に厳しかったのでそこはドライブを外したらOKという感じで。いざという時には俺にはあと一回変身が残ってるみたいな。いやどちらかと言えば重い胴着を外すくらいの話ですかね。

 まぁもうこの辺の喩えはそろそろ記憶が曖昧なので止めにしようと思いますが、同時にこの長い録画パフォーマンス戦争も終わりになると思います。終わりにしたい。
 お前が始めた戦争ですが、お前の手で終わらせましょう。

 長かったですわ、本当。


 あ、はい、実のところ今回は競泳お御足改造キャンペーン期間だったので、その辺りは後日改めて。もう何本か準備してるのでそれと合わせて出そうかと。次週よてい。