ドリクラエミュ弄り:揺れ変更

 あっちゅう間に時が過ぎてしまう。
 ポイントは大体押さえていたので今月は緩めにやるつもりだったんですが、何だかんだデータ調整でああでもないこうでもないとなってしまうのでありました。

 という訳でドリクラエミュ改造の小話。
 今月はピンク色成分多めです、はい。
 まぁたまにはというかこういう話は避けて通れないゲームでもありますので。
 成果物は動画サービスYouTubeニコ動の方に上げてますのでそちらもどうぞ。

 今回は揺れ制御を弄りました。
 お胸と衣装と。

ドリームクラブZERO るい 横浜ラプソディー(揺れ増量1)


 まずは揺れ係数を弄ってお胸の揺れ増量
 しかしただ数値を大きくしてもぽよんぽよんのゼリーみたいになってしまうので、他の幾つかの係数を掛け合わせてそれっぽく調整してみた次第。こういうのを普段から研究(笑)しているとかではないので全くの素人細工ですがお手柔らかにどうぞ。
 尚、実際録ってみるといまいち絵が地味だったのでお胸サイズも大きくしてみました。ネタ気味に揺れの数値を上げまくってるので、おっきい方が分かり易くもあり不自然さが目立ちにくくもあり。


 揺れについては元々バックダンサーHGモードで大きく揺れるという話があるんですが、あれは実際サービスでそうなっているとかではなくてただ単に「コマ落ちによって1フレーム毎の差分が大きく出ている」が故の偶発的な事故みたいなものだった模様。他のゲームでも見掛ける話。
 だったら「差分値に倍掛けしてやれば同じことやろ?」という悪戯心が沸きまして。

 ただそれはそれで処理をどう捕まえるかの解析が悩ましいんですが、そこで前回お胸を弄っていたところで「キャラ毎に揺れ具合が違う」というのに気付きまして。てっきりサイズが大きいから揺れやすいのかと思っていたら、キャラ毎に係数も変えられていたと。
 ここから当たりをつけて追いかけたところおそらくライブラリ用の数値テーブルっぽいものが幾つか出てきたので、別段全く詳しくはないですがそれらを何となくで弄ってみました。

 ただ前回触れた通りSMLで個別に作り込まれている制服モデルが、拡大も揺れも一番綺麗で自然になりやすい模様。
 実際オリジナルでも制服の揺れ具合に比べて他の衣装は割と揺れが控えめになっているんですが、これは別に設定が違う訳ではなさそうで、おそらくモデルデータの作りの都合によるものなんだろうなと。(何だか引っ掛かってるみたいな挙動が見られるところも)

 前回のサイズ変形にも言えるところだけど、こういう所はプログラムとモデルデータの相互関係なので、どちらかを弄るだけではなくて双方の都合をきちんと把握して連携できればもっと綺麗に作り込めるところもあるのでしょうが。まぁ実際の業務の上ではなかなか難しいよねと。予算と時間の都合もあるだろうし。
 なのでアップデート版みたいなのが望まれてしまう訳ですけども。

ドリームクラブZERO 遙華 恋・KOI☆week end!(揺れ増量2)

(分かり易い色にしておきました(何))

 でもって次は衣装の揺れ
 素直にスカートと言えと(笑)。
 ネタ気味に弄ったので一部めり込んでおりますが。ここを抑えるといまいちつまらない絵になってしまうので。めり込みとのトレードオフということでどうぞ。
 それと(まだ触れてなかったけど)殆どのモデルはスカートの中は干渉を考慮して削れてしまっているので、数少ないOSHIRIの無事な衣装でマリンルック。


 処理的にはお胸と似たような感じで、用意されている係数の数は若干違うけど仕組みは概ね同様かと。
 これでめちゃくちゃ柔らかくして、着せ替え画面で回転させるだけで身体にスカートがまとわりつくような状態になったりして面白がってはみたものの、当然そんな設定では普段のダンスモーションでは突き抜けまくりで。最低限破綻しないレベルに数値を調整していく必要はあり。
 そこでどの衣装で録ろうかと見繕ってみたものの、元々揺れるものは十分揺れるようになっていて。ぶっちゃけ魅杏私服が既に最強なんだよなぁと。他の衣装は破綻しないよう数値が抑え込まれているだけだったのが現実でした。
 勿論、割とざっくりで固められてしまっているものもあるので、もうちょっと何とかしてみようと。
 でもね、ギリギリの調整とかめんどくさいよね、って思います。思った(笑)。

 こういう揺れの調整って難しいよねと。MMDでスッカスカの揺れになっちゃってるのとかを正直「違うよなぁ」と思いながら見ていた身ですが、ネタを重視すると結局こうなってしまいますねという例です、はい。
 まぁ要するにですね、なんかいまいち雑に固まってしまっているスカートをもっと綺麗にしたかった訳ですよ。ぶわっと舞い上がってみたりまとわりつくようにしてみたり。
 もっとも流石に現状のデータでは厳しいだろうなとは思いつつ。それこそプログラムとモデルで密に調整していかないと綺麗なものはなかなか難しい訳ですが。だからアップデート版が(以下略)。


 そんなこんなで、副産物で出来たものとかの話はまた次回に。