落選

 恥ずかしながら自分は三国志は断片的な知識しか無かったので、CSで始まった横山光輝のアニメ三国志を今更見ているんですが、まぁ安心の90年代早送り再生クオリティではあるけど、面白いね。
 乱世の世の乱れという事ではあるのだけど、その根底から滲み出るチャイナメンタル故の行動原理に恐れおののく。いやさ、ジャッキーチェン映画特集を見てても思うに、彼等も根は悪くはないとは思うんだけどね(自伝「愛してポーポー」はお勧め <随分昔のだけど)。根本的な感覚の違いの凄さ。トレックのフェレンギ人のモチーフだけあるわ。
 某擬女化漫画の一騎当千の作者が、本家ファンに「三国志を分かっているのか」と言われて、「お前等こそ」と切り返したという話を聞いた覚えがあるけど、なんか分かるというか。
 「恥よりも大切なことがある」とでも申しましょうか。

 という訳で、ドリクラ5号店が正式に(仮)じゃなくなりましたね。

 「あれ、ユウリは?」(※アイリ後継機)

 ユウリ確定で「ゲストにアイリ登場おめでとうございます」、のネタを振りまく気満々だったので動揺が隠せない模様(ぉ)。

 キャラ一新自体には驚きも不満もないし、むしろまた数が多い方が気になるくらいですけどね。いっそ5に因んで5人にしちゃえば良かったものを。ギャルゲーの標準値は知らないんですが、8とか10とか13って多すぎるんじゃないのかな。そのぶん個々が薄くなるのは否めなくて、二周目で既にネタが枯渇しかねないしね。まぁ全キャラのバリエーションを楽しんで頂く意味では、(うまくやれば)一周で網羅できる程度の分量計算が先にあるのかもしれないけどさ。個人的には無駄に周回を重ねても遊べるくらいのゆとりが欲しかったなぁと。
 それにまだシナリオの充実だけならテキストライターと声優さんに頑張って貰えば済むかもしれないけど、如何せんこのゲームは歌の存在があるので、1キャラ増える毎のコスト増加が半端無い。13キャラにも及んだZEROでは結局個別の持ち歌は追加されないという現実解が見えてしまった点は寂しくもあり。
 そんな訳で、まだアンロックかDLCでの追加キャラの可能性も0じゃないかもしれませんが、キャラを増やすこと自体に賛成でもないのでね。

 それと正直、なんかキャラデザが変わってる?ような印象すら受ける。別段絵師さんに詳しい訳じゃないですが、塗りはかなり本家(前作)に合わせてるけど何処が違う感が否めないスマホ版の絵師の面々と同じ印象というか。少なくとも、勝手に先行投入版と認定してたユウリの絵と並べると違和感が拭えない。分かりませんが。
 まぁ違和感と言うと、「キャラ年齢を引き下げた印象」と言われて何となく納得したりも。実のところ自分の中でドリクラは何が他と比べ受けたのかなと振り返ってみると、ほどよくムチムチ、もとい、「キャラが全員成人設定(お酒を飲むので!)」という所なのかもなと思っていたり。今回は「自称二十歳」ばかりに見えてしまうというか。正直年々歳を取ってくると10代の青春真っ盛りの年代というのはあまりにも眩しすぎて。20代も今のお前から見れば似たようなもんだろと言われたらそうかもしれませんが、やっぱり目線の違いは感じるかなぁ。っていうか、更に歳を喰うと次は、、、というのは考えたくありません(ぉ)。

 そもそもの話、スマホ版の時点で後継のユウリはおろか、更にもう一体登場していたらしく。しかも次が困るよねと書いていたら、さっくり諦めて「うらら」って、流石に誰やんそれと思ってしまいましたよ。
 前に話題にしたユウリの表記は、自分が心配するまでもなく「壱式-ULI」だったそうで安心致しましたが、「弐式-URA」の命名ポリシーの変化はやはり(設定上の)制作者レベルで変わっちゃったんかなぁ、ハカセ何処行ったの感があって寂しさを覚えずにはいられず。
 まぁ強いて言うなれば、直系のユウリではぶっちゃけ妹ロボというネタ以上に膨らむ物があるかも分からず、話的にも先代アイリの影響が良くも悪くも外れない枷になりそうではあるところ。mk2は所詮mk2、ロボがロボたる部分を払拭してアイデンティティを獲得していく上で、オリジナルからの脱却は欠かせない話、と考えれば早々にシリーズ裁ち切りの方針転換も悪いことではないのかと思ってみたり思わなかったり。どっちだよ。(<理想と本音の葛藤とはこのことだろう(ぉ))
 そんな訳で、5号店だけにいっそ「伍式」あたりまで飛ぶのが妥当なのかもね。弐式で応用段階と言っている(先のwiki)ので、伍式まで行けばもう高度に人間化されて見分けがつかないネタから来るとか。そういや根強い人気の受付さんは案の定そっくりさんが出てきたっぽいですが、いっそ声も同じで実はこっちがレプリカント疑惑というのもどうなのか、などと口走ってみたり。

 でもってこの辺りでマジレス脳を起動させておきますと、紹介記事を見たら、全然コレ変わってないじゃんと。
 いや、根本的な問題として「続編で変えるのか、変えないのか」ってのは大きな命題ではあるんですが。しかし、変えないという選択肢を取れるほど出来たシステムだった訳でもなく、むしろバッサリ言ってしまえば「作業ゲー」と言われるシステムだっただけにね。
 フラグ会話からイベント発生の繰り返し自体はこんなものかとも思うけど、最速酒飲みテクでETSを発生させて、の作業感にだけは最初から最後まで冷め切ったままだった(素面会話なんてあっちゅう間にネタ切れるし)。まぁイベントデーとかもあるので下手に難度やゆらぎを入れてコントロールできなくしてしまうとそれはそれで問題かという一面はあるんですが。そこを引っくるめて、ただ機械的に会話を踏んでいく以外の遊びが構築できないものかなぁと。

 などとギャルゲー完全素人が申しております、ってなものなんでしょうが。
 話を書く上で前に同じような事を書いてないかと調べたんだけど、「ラブマイナス」とか酷いなこいつと思いました(笑)。
 いいんだよ、俺はほんと、ロボプラスで。(まだ言う)

 というか実際のところ、PS3はおろかPS4、ましてや箱ONEも、今のところ微塵の購入予定も要望もない自分にはおよそまるで無縁な、茶々入れの世界にしかならないんですけどね。いやそのつもりではないのですが。
 この前久々に店頭でゲームの棚を眺めて、過去に360で頑張ってたタイトルがPS陣営に移っているのを見て、「あぁ、デベロッパーも苦労してるんだな」と。それがまして新機種移行時期で、(国内は)PS4一択確定、なお互換性はありません、ともなれば、ただでさえ冷え込んだ据え置き市場ではロクな身動きも取れず。今は黙ってPS4の様子を伺いならPS3で地ならしをして機会を待つ他ないのだろうね。
 この点、何と言うか、現実より一足早い氷河期の到来を見守っているようで切ない気分にはなるのですよ。

 まぁ前に書いたけど、個人的ドリクラの根強さが楽曲にある点は事実なので、ゲームはさておいてもカラオケ(歌)だけでも見守ろうかなと思っていたりする次第。
 その媒体がまたアイリ相当のロボ子ちゃんボイスだったら言うことはなかったんだろうけど、ということで。

 でもって、書き掛け寝落ちだった冒頭ネタを差し替えたら話が噛み合わなくなったんですが、ちょっとそろそろ使うタイミングもなくなってきた恐れがあるので(なら使うなよ!)、この辺に付け足し。(何処で拾ったか忘れたのでそのまま貼り)
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 ああ、辛い。この台詞が辛い。
 「完全自動洗濯機(洗って、干して、畳んで、しまう)の完成はよ」、と常日頃思ってる身にはこの台詞は果てしなく重く、辛い。

 という訳で、またロボ子枠が決まったら起こして下さい。