決別

 さて。
 出掛けるかなというところで気付いたら横浜ラプソディーが終わり掛けだったものでコイヲシテイマスまで聞かざるを得なかったという、性懲りもなくアイリ全曲集デスループ中毒の今日この頃ですが。
 と、微妙に間を空けてしまうと前置きネタもあれこれ思い付いてどうしたものかなというところで敢えてアイリネタを選んでみました。昨今わざとらしくも増え続けていく有様にアイリカウンターとか名付けつつあります。まぁそろそろ飽きるんじゃないかな?(ぉ)


 はてさて、S4の話なんかも書きたいけどまずはこちらを。
 長らく実家に放置し続けていた我が過去の遺物なんですが、家の改修工事とやらにかこつけてとうとう処分命令が下りまして、渋々片付けに行って参りましたよ。
 まぁ持ち出さずに置いてきた漫画本とかはそもそもが二軍なのでどうでもいいのだけど(ヒマな時にもう一回読もうくらいには思っていたけれど)、やっぱり悩ましいのは幼少期~思春期を共に歩んできたFCカセットやらX68k(PC)やら。この辺は昔引っ越しをした時期からずっと箱にしまわれ続けていたのだけど、一度処分しようとして箱を開けた直後にその光景に耐えきれずにそっと箱を閉じた過去があるもので(笑)。
 そうは言っても、自分はハードウェアマニアでも何でもないので、思い出を掘り返す程度ならぶっちゃけエミュでも十分。ノスタルジーに浸る為の記号的存在でしかない以上は完全なデッドストックなので、悲しいかな今の自宅に引き取るのも正直に言えば無駄でしかない。ここはもう、倉庫の一つも持てなかった我が家系ないしは自己の財力を呪うしかないので、既に諦めの境地。せいぜい記念写真を撮ってあとは思い出の海に沈めようというものですよ。

 という訳でとうとうお別れとなりました、元愛機、X68000初代機及びX68030。
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 とはいえこの辺はどう処分するかが最大の難点。
 こういう時こそ、ということで多分初めて本来の使い方が出来た気がするtwitter。自分は大したフォロワーも居ないけどそこはリツイートの力で、無事に引き取り手が見付かりましたよ。動作確認もせずだったけど(X68kは電源基板破損の持病があるので変な事はしたくなかった)快く受け取って頂けました。多謝。
 というか今時欲しがる人だけあって自分なんかより余程精通した方のようなので、現役時代以上に活用して頂けるんじゃないかなどと思ってしまったりも。私の分も可愛がってやって下さい、ホント。
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 でもってお土産にこれを頂いて参りました。ありがたや。

 あ、流石に初代機は引き取り手ナッシングでした。(尚、こっちのモニタは兄貴がTV用に持っていったので既に手元に無し)
 まぁ二台目を買う程じゃなくて諦めたであろう030と違って、初代機の需要なんてもう何処にも無いですよね、ということで(苦笑)。(因みにうちは兄貴の初代機を引き取った後に、自分が別途030を買ったというだけ)
 さてどうしたものかな。コンピュータ類は下手に捨てられないのでハードオフに0円で置いてくるしかないかなと思っていたけれど、生憎の閉店時間でその日は終わってしまって諦めたまま。
 他にも、数年分が溜まりに溜まったOh!X(雑誌)なんかもありますが。オークションでこまめに売れば結構な額にはなりそうなんだけどね。まぁそういう気力もないし。せいぜい雑誌類を扱ってそうな古書店に持っていくくらいかなというところで。初代機と共に「捨てる候補」とだけ伝えてひとまず置いてきた。

 というか、FCカセット類も保留したままです(笑)。
 いや写真に撮るのも結構な手間で、流石にそこまで時間もなかったので、ちょっとくらいは勘弁してくれということで押し入れの片隅に残してきた。まぁ次はやらねばなるまい。三脚とカメラを持っていってルーチンワークの刑かな。
 因みにFC類というと、これまた厄介だったのが攻略本の類。今はというかSFC辺りからもうただのデータ本としての価値しかなくなってきているけれど、FCの頃はそのチープな表現力を補うように結構読み物として面白く作られていたので、なかなかに捨て難い。まぁ過去に一度主だったものは回収済みだったのだけれど、今回また改めて選別して引き取ってきた。
 まぁ一回読み返して懐かしさに浸れれば十分な気もするのだけれど、困ったことに残っているゲームの本=もう一度やってみたくなるような物ばかりで迂闊なネタバレもしたくない。いやもう大分忘れかけてきた今こそ新たな気分で楽しめるんじゃないかと。まぁ結局は記憶の連鎖で次々蘇ってきてしまうのが我が脳味噌のしつこさだったりもしますけどね。最近はとんと記憶が定着しなくなったというのに、長期記憶の領域がもう子供の頃のそれで埋まり切ってるんだと思いますよ(笑)。

 そんな訳で、部分的にとはいえ過去との決別をして参りましたと。
 荷物の量なら今も正直何とも言えない量がてんこ盛りですが、まぁ昔の思い出とは違って、全部丸めてポイしてこいと言われたら、何とかなるんじゃないかな、一部を除いては<未練(笑)。