お茶を飲むより

 CS「魔神英雄伝ワタル(1)」がやっていたので懐かしさ半分で見てみた。

 いやぁ何て言うか、時代を感じますなぁ。「救世主は小学四年生」というサブタイトルから判る通り、そういう構成。あまりにも直球ストレートでちょっとびっくらこいた。今はこういう作りは無い、よね。
 そもそも実のところ自分は1よりも2の方が記憶に深くて、あっちは比較的シリアスな展開が増えた、言ってしまえば正に多感な年頃にヒットしてしまった作品なので、今考えると色々と思う所もあったりする。当時から既に「(好物だけど)おもしろカッコいいじゃなくなってるよね」とは思ってたし、後期OPはどう見ても「腐」属性全開だったし、どっちかというとそういう方向に転がしたからこその結果だったんだろうなぁ、と考えてしまうと非常に複雑な心境。
 でも好物な物は好物だし(ぉ)、シバラク先生を斬るに斬れないくだりは、「やっぱクリリンうめぇなー」という感じでなかなか忘れ難いものがある。何より、多分まだこういうシナリオが打算的に作り始められる前の時代だったんじゃないかと思いたいのかもしれない。

 まぁそんなこんなで、明らかに脱線したまま戻ってこなかった2と違い1はどうだったのか再確認しておきたい思いは以前からあったのだけれど、てっきり週1かと思って録ったらまさかの週5。即死。
 全く、カートゥーンでさえ最近の新作は週2(土日)とペースをわきまえるようになったというに。