the bright side of the dark side

 んでもってCartoonNetwork新作のRuby Gloom、シーズン1視聴終了。
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 成る程これが本場ゴスロリか!と冗談かまそうと思ってたんだけど、実際本当にファッションブランドから先に来てたのね、コレ。wikiペ参照)
 作品としては何だろう、「物凄くぬるい(笑)」
 何だろうなぁ、同じくカナダ製作の「アトミックベティwikiペの時にも感じたこの感覚は、これがあの国の基本スタンスなのだろうか。山なしオチなしとまでは言わないけどそんな感じのまったり感。それと主人公がマイペースで何処かドライな感じも似てる。
 ただOPが好みだったし絵的にも可愛いのでちょっと期待してしまったか、個人的にはあと一歩が欲しいなぁ。アクの強いCartoon諸作品に比して、何となくキャラが弱い気がする。特に、バックベアード娘としか言い様がない(ぉ)アイリスは「お転婆」という記号以上のものが全く無いのが辛いね。むしろ脇に近い方のスケアディが個人的一番人気。あと貴重なオッサン系のポー。ミザリーは如何にもなので別にいいかな(ぉ)と思ってたら、「いたい」がツボって参りました(笑)。
 というか「誰もがヘン」がテーマっぽいので、まともなキャラが居ないんだよね。何処か皆平和ボケ(笑)。一番冷静で賢いのが主人公、ではなくその飼い猫キティだという(笑)(んで二番手が主人公ルビー)。まぁ「喋れないが故に突っ込みたくても突っ込めない」という視聴者の投影的立場を担当しているのでこれは当然と言えばそうだけども。
 ただ変なキャラ同士の勘違いが噛み合って話が転がっていくというコメディらしさも出てきたり、まぁ段々とキャラが固まってエンジンが掛かってくるのかも。ベア娘頑張れ(違)。

 ところで、元はといえばファッションブランドから来ているらしいこの作品、実際こんな感じで、眉をひそめたルビーは確かにゴス系の王道っぽいなぁ。まったり可愛い系の方が後付けだったようで、ちょいドライなのはこういうのも影響してるのかな。
 しかし何だかこっちのルビーの方が一部ツンデレ人気が出たんじゃなかろうかと(ぉ)。ああ成る程、中の人の選抜は(略)。