正解クイズはもう飽きた

# というほどギャルゲーはやっていませんが、何のジャンルにでも言えることだと思う。

 「ドリームクラブ」
 さて、順番が前後したけど、アイリのノーマルEND、バッドENDまで一通り網羅しておいた。
 しかし、一応実績対象になってるくらいなので相応の変化もあるのかなと思っていたけど、実際はエンディングのテキストがちょこっと違うだけだった(苦笑)。クリアに最低限必要な手順(会話)は決まっているので、殆ど繰り返しプレイ。
 要するに、初回でハッピーENDを見てしまった人間はわざわざ下のランクを見てもしょうがないですよと。ましてや毎週律儀に延長料金払ってロボ子会話に明け暮れた自分の場合は、もう初回に見る物は見てしまっていてリピートプレイにまるで価値が見出せなかったという(苦笑)。何て骨体。せめて1枚絵でもあればもう少し遊んだ気にもなれたものを。ROZA最新モデル(出来れば複数体で)の冷たい目線とか浴びたかったなー(ぉ)。まぁそういうのは妄想力で補えというものですね、はい。

 以前書いた事と被るかもしれないけど、結局ゲームの進行方式がただの正解穴埋めクイズでしかないのはやはり物足りない。不正解の選択肢は本当にハズレなガッカリ会話でしかなく、そんな見え見えの間違い回答をわざわざ選んで果たして何が面白いというのかと。意地悪な回答なら意地悪ななりに遊ばせてくれてもいいものを。
 そもそも会話が個々で完全に独立しているから単なる評点形式にしかならないというもので。選択肢に前後の関連性が全く無いので時にちぐはぐなやり取りも生まれてしまうし、「うーん、そういう意味で選んだつもりでは・・」という話にもなる。本来会話というものは積み重ねに依るものであって、同じ言葉を選んでもそれまでの成り行きで受け手の反応は変わりうるのが実際。いつも真面目に話していながら一度うっかり間違えてしまった時と、端っからデタラメ並べて弄り倒している最中のウソとでは、嘘の重みが全く違う。ぶっちゃけ、「お客様は嘘ばっかり言うから信用しないのです」とか、そういう拗ねた言葉が俺は聞きたかったんだよ、ということなのですはい(笑)。今回は真面目プレイ、次回はいい加減プレイとか、折角だから繰り返し遊べる作りが欲しかった。

 この辺要するに、選択肢でスコア稼ぎをするゲームよりも、選択肢でルートが分岐する類のゲームがやりたかったということにもなるのかな。まぁ完全に固定シナリオのツリー分岐方式ではなくて、選択肢で内部パラメータの重み付けが変化して方向性が定まっていくという方が感覚でプレイ出来て(&たまのミスはリカバーも出来て)面白そうに思う訳ですが。
 まぁそんなもの、それ相応の会話数とパターン管理が必要になるのでコスト的には大変だろうけどね。ましてやこのゲームは10キャラ、即ち単純計算で1キャラには1/10の開発コストしか掛けられていない訳だし。ここの所、3キャラに絞ったラブプラスは「テキストのバリエーションが物凄い」と某氏も絶賛していたなぁ(けど「テキストがループしたのでやめた」(鬼))
 そういう意味ではあのゲームもちょろっとは気になっているのだけど、最終的な決定打はやはり個人の趣味性に依る訳で。自分はただの悪趣味小僧なので背中がこそばゆくなるのは苦手なのです。むしろアイリとROZA型姉妹モデル並べて「ロボプラス」とかしてくれたら0.05秒で買いに行くのに。D3Pマジでやってくれないかな(ぉ)。