期待するなと分かってはいても

さて、TFムービー2の小説版を読んでみた。 案の定、土日の外出の移動時間で粗方読み終えるくらいの内容の無いスカスカっぷりでしたが。正直な話、読みながら段々馬鹿馬鹿しくなってきたくらい(苦笑)。所詮、映画版のプロットそのままに描写をちょろちょろ変えた程度で何が良くなる筈もなく、それだけ元からしょう…

普通に外伝で良かったとも勿論思いますが

遅ればせながら、「ヨコハマ買い出し紀行」小説版が出ていた事に気付き早速読んでみた。 嗚呼、相変わらず良い色してますね。この色遣いが好きなんだよなぁ。「紅の山」とか、たまのフルカラー短編はどれも味わい深かったし。携帯サイトから拾ってきた「冬のおわり」の表紙絵が気に入りすぎて今の携帯を手放せない(コ…

数学は高校でドロップアウトしてしまったけど

(グレッグ・イーガン)「ディアスポラ」読了。と言えるのかどうか。 今までSFは何となくでしか読んでこなかった自分も最近ようやっとその楽しみ方が少しは分かってきたかな?という所で改めて触れた初の本格ハードSFかと思う。 元々この人は難解な文章で有名な人なので今作も御多分に漏れず、初っ端からガチガ…

ダイナソーハンティング(無関係)

うーむ、忙しいというより時間が無いだけなんだけど。 思い付くネタはあっても気力と余力が伴いませんよ。 正直、行き帰りの読書が一番確実且つ一番面白い今日この頃で御座います。 という訳でたまには書いてみよう。 昨日読み終えたSF小説、「さようならダイノサウルス」(ロバート・J・ソウヤー)。 …

自重

さて、今までは華麗にスルーしまくっていたんだけど、つい手を出してしまいました。 一部で大人気の「ひぐらしのなく頃に」。 ミステリー趣味こそ無いけれど、狂気に至る心理描写とかそのバックグラウンドとか、(あまり健全な趣味とは言えないけど)そういうのを勝手に期待してしまい首を突っ込んでみた。 けれ…

夢見る屁理屈屋

最近、随分読書づいてきましたよ。漸くというか今更というか。 東急の平和っぷりとMP3プレーヤ(のリモコンのクリップ)の破損の後押しも相当大きいけど、やはり某氏からお勧めの本をまとめて借りたのが大きいと思う。進行度も没入度も断然違う。 特にクリティカルヒットだったのがジェイムズ・P・ホーガンの「…