滑り込み

 劇中歌を目当てに今期アニメ版ベルセルクを見たら、ふとドルドレイが懐かしくなりました。立体化まだかなー(そっちか)。

 さて、プチ平沢強化月間的なものになっているというか。お手製のランダムアルバム再生で平沢が出るまで飛ばし続けるみたいなことをやっておりましたが。「この(音質の宜しくない)出だしは、、!」とアイリ(ちゃん)全曲集は飛ばせなかった私が通ります。いやまぁトランスフォーマー・ザ・ムービー(G1)のサントラも飛ばせませんでしたけどね。
 いい加減そろそろ条件付き(絞り込み)ランダム機能くらい付けなきゃなぁとは(当初から)思いつつ、こういうこともあるとそれはそれで、「♪ふとしたアクシデント」として楽しめばいいかな的に。

 んで、鶏が先か卵が先か的なところはありますが、ふとした流れで出くわした動画、
・叢雲ダンス

 「あら、かわいい」からの皆の困惑っぷり。

 いやぁ、楽曲は良いのでつい聞き入ってしまうんですが、どうしてこうなった的な。しかし意外とこのナチュラルハイ的な動画も平沢曲には合ってるような気がしてならないというか。

 そんな訳で妙にツボったのを機に「平沢進」関連動画を検索してみたものの、まぁ妙に数も多いのでフィルタリングも難しく。以下たまたま出会ったものを的な感じで。

・ドレミーのヤイヤイ添い寝ソング

 オリジナルからの素材派生ものみたいですが、更に悪夢になってしまったというか。こうして歌詞を見ると実は結構もろ1984ネタだったんだなぁと最近気付かされていたもんで。
 いや、自分、ただでさえライナーノーツはあまり見ないタイプなのに、加えて平沢曲って何を言ってるのか妙に聞き取れない事も多くて、更に歌詞が分かったところで結局は意味が分からないという。だからもう開き直って全く歌詞も題名すらも見ずに曲だけ聴いていたことに改めて気付かされたというか。

 そもそもこの人、「言葉の意味より音の響きで選ぶ」と公言してるもんで。勿論ある程度はイメージを構築するための言葉選びってのはあるけれども、肝心な所で「何言ってるか全然分からない」のは、なるほどそもそも文章を繋げようとしている訳ではないのだなと。全ては音作りが第一。だからこそ「曲としては凄く聞きやすい」のは、先の「白虎野」が物凄い好例に思う。「マントルが饒舌に~」のサビとかほんと堪らん。

 まぁナチュラルに意味が分からないのはこの辺ですよね。
・【アイマス×平沢進】世界タービン (比較版)

 敢えて比較版で。というか最初に通常版を見ても意味が分からないだけなので。
 まぁ意味が分かったところでやっぱり理解はできないんですけどね。要所要所のネタをお楽しみ下さい。
 因みに自分も最初は何で響なのかというか、こういうネタだとある意味春香さんが選ばれそうな気もしたんですが(案の定ホメも使われてますが)、よくよく見ると、この場合は響のナチュラル笑顔が丁度合ってるんじゃないかなぁと。

 もういっちょ。
・ピタゴラタービン (比較版)

 腕の角度が秀逸。

 しかし動画はカオスなのについつい聞き入ってしまうというか。
 むしろ何故いつも動画はこうなのかと。
 ぶっちゃけCGは前世紀末の3DCG走りの頃のそれのままだし、リカンベント購入記念?等、よくわからん平沢進おじさんの日常を撮影しました的なPVとか、どれもこれも例外なく出鱈目(正直自分もあまり深入りせずの領域なんですが)。なので端から見ると「もっと上手く作ればいいのに」とかいわゆる所の「ぼくのかんがえたさいきょうのPV」みたいなのが夢想されがちなんですが、そういう時はまず一寸落ち着いてこれを見るべき。
・【イヤホン】平沢進 LOVE SONG 公式PV【半挿し推奨】

 ※注:「公式」

 まさしく「腹筋崩壊」。本気で腹抱えて動けなくなったのは初めてかもしれない。
 よりによってこの曲をこう料理してくるとか。最早「どうしてこうなった」などという言葉も生ぬるい。時代が追い着かないというより「時代が追い着けない」としか言いようがない。つくづく平沢ワールドをこの地球上あるいはこの次元上に正確に翻訳する術はないのだなと思わされる。
 まぁ本気かつ適当にやってる所もあるだろうしよく分からないんですけどね。
(そもそも自分、典型的な「Forces」から入ったニワカにして、けいおんのP-MODELネタも全然分からない、ソロ時代中心の「中ニワカ」レベルのファンなもんで、と断りを入れつつ。)

 、、、
 話が話なもので話の流れがついよく分からない方向に流れてしまいましたが。
 元は久々に動画製作頑張ってる系を追ってみようとしていただけで。
・【人力VOCALOID】 夢みる機械 / 平沢進 【如月千早】

 久々に人力VOCALOID。これはなかなか。

 因みにどうにも「谷越えてー」の最後の音程に違和感を強く覚えてしまい。リソースの問題にしても違い過ぎるなぁと思って調べ直したら、どうも自分は還弦バージョンのアレンジの方で記憶がすっかり上書きされてしまっていた模様。
 まぁ長年やっている人なので、セルフカバーにアレンジも多数ある訳で。

 この辺、アレンジに限った話ではないのだけど、まずこんだけ長く活動続けて尚且つバリエーションもあるってのが凄いというより単純に個人的に助かるというか(笑)。時期ごとに作風というか曲調も変遷していたりするので、ぶっちゃけどれかにちょっと飽きが来ても他のを聴けばいいやというか。平沢楽曲内のバリエーションだけでそれなりに完結してしまうというのが当初の絞り込みランダムのお話。
 ただでさえ趣味が狭い人間が更に年を食って定番が固定化してしまってきている話なのに、それにバリエーションがあるのが面白いなと。