そして悪夢は終わらない

 スタートレックENT
 悪夢に等しいシーズン3の終了、そしてラスト(打ち切り)シーズン突入。
 うわぁ、、、、

 「どうしてこうなった」とか、
 「こんなになるまで何故放っておいたんだ」とか、
 「何で誰も止めてくれなかったんだ」と製作者自ら泣き叫んでいるようだとか、

 あまりにあんまりな展開に思い付いた同じネタを全部並べたくなるほど。予想の斜め下なんて言葉は生温いくらい、最早異次元の方向に吹き飛んだ作品作り。#71で堕ちる所まで堕ちた後はもう何も怖いものは無い、そう思っていた時期が私にもありました(AA略)、とかそういう。
 こんな時は一体どういう顔をすればいいのか全然分かりたくもありませんよ先生(ぉ)。

 とまぁ、シーズン3は開始当初から本当に酷かったんだけど、うっかり書き損ねたまま、どんどんどんどん坂道を転がり落ちるどころか絶壁に自ら身を投げ出すくらいの凄まじい凋落っぷりに書くに書けないままここに至ったら、まさかここまで傷口にドリルを突き刺す展開になろうとは。
 ってあれ、少しはきちんと書こうと思っても次から次から酷い文言が(苦笑)。
 まぁもう少し具体的に書くと、シーズン3に入ってからのストーリー展開は元より、問題児アーチャーの思考回路がいよいよ惨い方向に突き進んでしまったのです。
 「地獄に堕ちろ!」『嗚呼、いよいよ言いやがった』に始まり、「疑わしきは罰せよ」「逆らう者には死を」と、誇張抜きにそういう行動の連続。挙げ句「攻撃に失敗したから交渉か」と皮肉られ、ボロボロになった艦を直す為に民間船からエンジンコアを文字通り強奪する始末。
 あれほど登場人物が全くの他人に見えるシーンも無いもので、どうせ反語的な演出を狙った感動の締めくくりなのだろうと思えばそれすらもないまま、最後なんてもう、精神系の薬を打たれてボロボロの部下を労るどころか医者も同伴させずに連れ出して「早く仕事しろ。まだか」と、もはや人ですらない人の皮を被ったサル状態。
 悪魔艦長ジェインウェイもその独善的手腕故にそう呼ばれもしたものだけれど、アーチャーの行為は鬼とか悪魔などと言うには「鬼や悪魔に失礼」な、ただのチンピラヤクザ級の非人道ぶり。いやチンピラヤクザもスタースクリームに失礼なんですけどね(ぉ)。

 酷い酷い言われてはいたけれど、話がちょっと面白いつまらないとかいう以前に、「人間的に許したくない」と思えるキャラクター作りこそがこの作品の癌だったのだなと。まさかここまでとはなぁ、、、。
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