二ヶ月分

 さて、大幅に遅れながらも多々買い報告。
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 後ろでウィーリーが頭抱えてますよ。
 結局Deluxeクラスはほぼ無条件に、リファインの素晴らしさに釣られた方々と、建機だからというだけでコンストラクティコンもVoyagerながら購入。
 最初は余裕だろうと思って並べてたけど段々スペースが圧迫されてきてすみません私が悪う御座いました。初期二ヶ月分はとにかく重い。

 でまぁ今回はこれでやめとこうかと思ったんだけど、しょうもない写真を撮ってしまったのを機に結局全部並べる事に相成りました。
 今月は大量画像強化月間ということで。ご容赦。
 めっさ長くなったけどエントリを分けてもあまり意味は無いし、自分、「続きを見る」リンクをいちいち開くのが大嫌いな人なのでダラーっと連ねさせて頂きます(題材毎に分かれているような情報サイトなら意味があるけど一連の趣味サイトなんで)。重ねてご容赦あれ。

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・オプティマスプライム Leader版
 「プライムは私一人でいい」とばかりに撮ってみた。フォールンは流石に手が出そうにないので代役にスタースクリーム。大迷惑。
 今回はあまりのリテイクっぷりに思わず手を出してしまった。よくぞここまで劇中イメージそのままに仕上げてくるものだと驚愕以外の何物でもないですよ。説明書の通りに弄っていたらいつの間にか完璧な姿に変形完了しているという、そんな感じ。
 まぁ冷静に見てみると、フロントノーズの外装を腕部に、座席後部ブロックの外装を背部にと、ビークルモードの主立った外観の部分を上手いこと畳み込みつつ本体は身体を二つ折りに柔軟体操している程度という、意外にシンプルな構造だったりはする。それでも劇中デザインに概ね準拠した上での構成なのだから、本当に上手くまとめたよなぁと感心する以外にない。
 強いて言うなれば後部タイヤのカウル部分が唯一余剰になってしまっているのだけれど、ここまで来ると後は何処かの隙間に畳み込むというだけの話なので、コストとのバランスでこう収まったのだろうなという感じ。今回は開発時期が原油高騰と重なった所為で色々オミットされているらしく、あまり無理も言えないところ。(材料費ってのは絶対的な要素だからね、、、。)

・スタースクリーム
 こちらもリテイク版。
 前回よっぽど悔しかったのか、「あんなペラペラの戦闘機相手に無茶言うな」というファンの間での擁護意見を軽くはね飛ばしての完全リファイン。オプ共々、タカラ社員に怖い物は無いと思わせてくれる驚異の完成度。別段ロボットモードを犠牲にするでもなく、あれよあれよとデザイン通りのスタースクリームに変わり果てる様には感動すら覚える。
 ただこちらも一点、剥き出しの爪が残念要素なんだけど、これは当初流出していたサンプルでは折り畳み機構があったという話で、実際簡単に収納できるスペースがあるので完全にコストの問題。
 まぁそれだけにあまりにも惜しい結果にはなってしまっているけど、もしかしたらまた次回再度リベンジを掛けてくるのかね。自分はもう流石によっぽどの革命がないと買わない!と思うように心掛けておきますが(笑)。

・サウンドウェーブ
 なんかね、こいつの所為で一悶着あったのに実際届いたら変なんですよ。顔は似てないし変な前垂れ付いてるし腕は肉抜きが見えてるし(ぉ)。
 という訳で背面の顔モドキを使って裏の人モード。
 まぁ地球用のスキャンをしていない連中の一人なので変形目的の自分には正直微妙。俺変形には事欠かないといえばそうだけど、同時に正しい(とされる)モードの形状も忘れてしまって上の集合写真でもなんかよくわからないニセ衛星になってた(笑)。
 ただ代わりと言ってはなんだけど、ロボットモードが矢鱈と格好良い。実物を見た最初の感想が、「え、何、この、ゴリラ」(笑)。でもそれが肩関節を一段上に持ってくるだけで矢鱈と格好良いスマートゴリラに化けるのですよ。スマートゴリラといえば極々々々個人的には「ASG-94A ハウンドドッグ」(MAD STALKER X68。とか言いつつPS版の画像しかなくてアレなんですがこんなのが0.05秒で出てくる訳ですが、正にあの体型。銃やナイフが持てる腕だったら間違いなく真似っこさせてたと思う。なんかもうこれだけでモヤモヤが全部吹き飛んだ気がする。変形しなくていいやもう(笑)。

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・デモリッシャー
 二輪のクリーチャー。
 玩具流出時には合体モードしかないんじゃないかと思われていたくらい冗談としか思えないクリーチャーデザインだけど、コンストラクティコンだから受け入れました(笑)。
 いやー、やっぱこれで変形合体していればなぁ、、、。とはついつい思ってしまうけど。
 まぁ正確にはこいつと同型のビークルをスキャンしたスカベンジャーが合体するって事になってるんですが。あちらは合体のみで詳細不明。
 なので微妙な扱いなんだけど、Voyagerクラスでも小さい方なので助かってます。
 写真はお約束。

・ランページ
 四脚。
 今回の期待株、だったんだけど、その意味では正直ちょっくらイマイチ。バランス的にどちらかというと変な人型に補助脚付きバックパックが付いているような感じになってしまっている。説明書通りだとドーザー部が下まで回ってもう少し全体の密集感が出るんだけどね。実際には固定用の穴まで届かないのは設計ミスか何なのか。写真では(元々外れやすい)連結部を外して下に持ってきておりまする。やはりこの方が四脚!って感じの姿勢が取りやすい。
 あと、腕の関節が少なくて(多分にコスト)折角のムチが活かしづらく、また前足がスプリングギミック付きでポーズ取りに限界があるのも辛いかな。
 ま、彼等はコンストラクティコン変形合体バージョンが出るまたその日を夢見るということで(笑)。

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・サイドスワイプ
 最早赤くもランボルギーニでもないのに小説版ではランボル扱いされかかってる人(修正ミスで名称不統一)
 こいつはもう何て言うか、元々のイケメンキャラの再現度がパーフェクトという他ない。再現度がバッチリすぎてタイヤ足で自立し辛いところまで完璧(笑)。いや、無理に爪先を爪先として使うより、オリジナル通りに爪先パーツは上に上げて、対となる踵側を下にして支えにすると十分立てるけどね。
 エイリアンデザインが多い中、かなり正当派のカッチョ良さ。それでいて違和感もないのが素晴らしい。

・サイドウェイズ
 前作のバリケード似が度々囁かれるお人なので彼の物真似をさせてみた。
 映画ではまともな姿も晒さないまま真っ二つという実に勿体のないキャラ。こんなにキモ格好良いのに(笑)。鳥足万歳、な類でありまする。
 また一見して結構バラバラとばらけて調整の面倒な変形機構に見えるのだけれども、その実、各所のロックを噛み合わせていくだけで綺麗に収まる設計。煩わしい位置・角度調整もなく済む出来は非常に好印象。車連中は大分洗練されてきているよなぁと改めて感じる一品。
 腕のタイヤが何気にフェイク?と思ったら開発中に元デザインに変更が入った影響なのだそうで。

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・クロミア
 アーシー三姉妹?の一人。
 人型になるのは諦めたようです。
 正直かなり潔いとしか言いようがないクリーチャーデザインなのは合体の都合もあるのだろうとは思うけど、でも実際に見るとそれでもカッチョ良い。まぁいわゆるところの脚なんて飾りですよね、と。
 しかし未使用ジョイントまであるのにまだ三体分のラインナップが発表されていないのはどうしたものか、、。

・ブレイクアウェイ
 微妙な成形色と頭部が埋まり気味な体型といわゆるむせる顔とが醸し出す量産機臭。それこそ映画なんぞに出ようがものならスタースクリームに瞬殺される雑魚役止まりだろうという(笑)。
 しかし実はこれまたカッチョ良いとしか言いようのないデザインなのですよ。特に変形パターンが個人的にツボに入りまくり。バルキリー(VF)の双発エンジン=脚というパターン(極稀に例外もありますが)に飽きと限界を感じている自分にとって、単発エンジンの変形ロボというだけで相当に高得点なんだけど(笑)、更に従来のありがちな型にもはまらない、それでいて無闇に複雑でもないスッキリしたデザインが実に好み。つくづくVFはガウォークと双発エンジンのフォーマットが足枷になっていると感じる今日この頃ですよ。飛行機変形もまだまだ捨てたもんじゃない。
 そんな訳で、それこそ頭部リデコの色違いが出たらもっと評判上がるんじゃないのかなぁコレ。

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・ランサック
 元インセクトロン。(アニメには出てない追加組)
 ブーンとかタイタニックとか適当に。
 まさか複葉機のTFが見られるなんて思いもしませんでしたよ。ジェットファイア同様の過去組ということらしいですが、しかし小説版にてガタイの差を前に虚勢を張るもあっさり踏み潰されるあの様は、同じくメガトロンを挑発して無惨に身体を引き千切られたジャズを彷彿とする憐れな扱いぶり。そりゃカットもされますがな(苦笑)。
 さておき、これがまた実に侮れない良設計。後述のデプスチャージ共々、「Scoutクラス意外にヤバくない?」と思わせた一品。

・スキッズ
 インセクトロンと言えばこの人。「ロボット昆虫殺虫剤?」は永遠に忘れ得ぬ名言でありまする(ぉ)。
 まぁそれはさておき、どことなくバイナルテック版スキッズを彷彿とする変形パターン。リア部分が背中に密着するように収まる様は狙ってるとしか思えない、と思ってたら実際に開発者が同じのようで。更にどういう訳かアームパンチも装備していてデカ手のインパクトも好印象。
 何気にスキッズって恵まれてるよなぁと改めて思わされる今日この頃。

・デプスチャージ
 ランサック同様に小型低価格のScoutクラス。
 いやぁ、こいつがホントど真ん中ストライク級のカッチョ良さなんですよ。いやもぅ「何処の世界から飛び出てきたんだ?」と思っても無理のない何ともTFらしからぬ自然なモンスター形状。まぁ下半身は流石にTFらしいパーツ構成ですが、上半身はこんなに自然なモンスターロボなのにきちんとTFらしく変形するのだから素晴らしい。
 小さく手頃で変形も秀逸、「Scoutクラスキター」と思わせる一品。
 ただし股関節ボールジョイントのポロリには注意。個体差?

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・ダートボス
 前作のゲーム版に出ていた彼ですな。色は違うけど。
 これまたフォークリフトというチョイスが楽しいね。
 ただちょっと材質の都合なのか微妙に反り返り気味なパーツを強制的に止めて収める変形に、低価格商品の限界が見えるのかなと思ったりしたものですが。しかし翌月組の出来映えを見ると、こいつの精度が微妙だっただけ?
 これ以外のあまり面白くなさそうなScout連中はスルーしてたんだけど、むしろ小さくてあれだけしっかりしているのを見ると心が揺らぐなぁ。まぁ、油断は禁物(笑)。

・ウィーリー
 映画ではベイクオリティの下品キャラで個人的には微妙ですが、小説版は普通だったのでキラ少佐(startrek)声で脳内再生しておきました(笑)。
 そんな彼はなかなかの再現度。しかし結構背の伸びる変形パターンなので、Deluxeクラスでも矢鱈とでかくなる。元々実車ではなくラジコンのキャラなんだし、Scoutクラスだったら良かったのにねとは思うけれど、パーツ点数的にこちらになったのだろうか。

 そんなこんなで長長エントリ失礼。
 ただ正直なところ、今回どうしても若干の寂しさを感じるのは、やはりオートモーフが無くなってしまった所にあるのかなと思う。メックアライブというギア連動の演出はあるけどどれも小味。まぁこれこそ原油高騰から来るコスト削減案なのだろうなと思わなくもなく。
 ただ同時にあの連動ギミックの制約がなくなったぶん、変形デザイン自体の完成度が格段に上がったのではないかとも思うので、まぁ五分五分というところですか。個人的にはやはりオートモーフも捨て難いのでまた次回はやって欲しいけど。