まぁぶっちゃけTHEシリーズなんですが

 「Pinball FX」は、まぁほんのちょっとはショットの安定率も上がってきたと思えばいいかなぁ。

 正直こういうのばかりでも疲れるからのんびりやりたいよ、と思った所でXBLAを覗いてみたら、「パズル+RPG」という何とも言えない代物が目に付いたので、デモ版を落として見てみた。>Puzzle Quest
 D3以下略という名が最初に出てきて微妙オーラも吹き荒れたけど、あちらのだから一概には言えない。
 ただお世辞にもお世辞にならない(???)ビミョーなグラフィックに、「日本向けに差し替えといてこれかよ、、(失礼)」などと思ってたら、実は大元からこの絵のままだったという。まぁ物によってはまだ悪くはないとも思うんだけど、メインのキャラクターグラフィックがコレというのは、正直選ぶ方が困ってしまう。まぁでもあれですよ、「一昔のPCゲームってこんなんだったよね」と思えば(笑)。

 冗談はさておいて、ゲームはパズルと言っても見た目は「まんまZOO KEEPER」、ああ自分コレ大の苦手なんですよ。ただその基本ルールをベースに攻撃ブロックやら魔法やらを盛り込んで拡張した物で、反射神経アクションだったあちらとは異なり、こちらは一手ずつ交互に取りながら進める戦略戦(COM相手なら時間無制限でゆっくり考え込んでもいい)。だからやっぱりパズルはパズル。
 とは言ってもやはり場の中から条件の揃った良い目を見付けて取っていく基本は重要。この辺、「俺の目は節穴だ」と豪語しても何の差し支えもない(マテ)、昔から物を探すのが苦手な(だから整理して把握しようとするんだろうね)自分としてはやはり非常に戦力的に心許ない。っていうか検索能力でCOMに勝てる訳ねーだろと、自分の無力さを棚に上げて毒付きながら格下の雑魚にまで大苦戦。いやでもホント辛勝ばかりで(苦笑)。
 まだコツが掴めてないというのもあるけど、ただ基本戦力的にも不足を感じるんだよね。要するに駄目ならレベルを上げて出直してこいと。この辺、何となく心の奥底をくすぐられる印象が? ヒヨッコ時代は街の周辺のスライムだけを狩り続けるという基本をみっちり叩き込まれた世代なもので。そういう所に期待しちゃってもいいのかな?と。海外産だし。
 加えてフィールド移動シーンのミニキャラクターの雰囲気がこれまた妙に昔を偲ぶ感触に捕らわれるというか。何つうかこう、訴求力がある訳でもないのに地味に来る、そういうの大好きなんですよ。
 しかもゲーム的には「ここから魔法が揃ってきてゲームが回り出すんだろう」という事は明白で、まぁその後バランスが崩壊するかどうかが心配ではあるんだけど、結構評判も悪くなさげ?(一部禁じ手はあるみたいだけどしゃあない) 此処はcartoonとかと同じ話で、やはりわざわざ異国の日本にまで持ってくる程度の基準線は期待して良いのかなと思うところ。

 いや実のところ、地味なファンタジー系が懐かしくなっていた所だったもんで、丁度良い感じっぽいしこのまま継続してみようかな。ポイント補充しないと。
 試し食いして尚かつ800p=定価1200円ってでかいよ、やっぱ。つい突貫できてしまう。