見事に寝過ごしたら

 今年のWRCは、セブとマーカスこそ僅差ではあるけど、他がグズグズすぎて2強の異次元バトルとその他に成り果てちゃってて、どうせ差がついたらクルージングじゃん?と素直に盛り上がれないんだよなぁ。その下で2ndやってるミッコも直接的な競争相手が居なくて却って可哀想なくらい。
 などと考えてしまっている所為か、今回は珍しく日本時間では早朝に始まって昼に終わってしまうスケジュールの所為か、はたまた最近はTFに気を取られてしまっている所為か、多分全部なんだろうけど、お陰様で今日も気付いたら終わってた第11戦ニュージーランド。何、この見事な迄の大接戦(笑)。

 Leg1終了でマーカスが約10秒リード、Leg2終了の時点でセブが逆転し1.7秒リード。そして迎えた最終Legは、初っ端5kmのショートコースでマーカスが逆転。その後もこちらのサイトで基準をマーカスにセットして1SSづつ順に見ていったんだけど(スプリットは都合上全部は出てないので注意)、もうクリックする度に赤かったり緑だったり、いつもと違い大差もつかぬまま抜きつ抜かれつの状況が続いて、見てるこっちも「ああ、もう勘弁して」状態(笑)。そしてマーカスが0.7秒リードで迎えた最終SSSを開くと、無情にもセブの欄が緑色。「ギャース」と思いつつ最終リザルトを見ると、何と0.3秒差でマーカスの逃げ切り勝利。嗚呼、もう何こいつら300kmもかけてこんな勝負してんだよと(笑)。
 かつての黄金期はこれが当たり前の光景だったんだろうなぁというのは言わないお約束で。ともあれ、マーカスおめでとう。セブもこの負け方なら本望だろうって、いや、ここで悔しがって一杯一杯の台詞を吐いてくれる方が好きなんですが(笑)。
 しかし、昨日終わった時点でもどうせどっちかが勝負仕掛けてあっさり順位キープに入るのかなぁ、とか余計な事も考えてしまっていた自分としては、こりゃもうCSの本放送は正座して見るしかありませんな、と。