言葉足らずか

 skypeにて、
 「マージャン・ドリームクラブ面白いならやってみようかな」
 『どうしてそうなった!』

 およそ面白いと書いた覚えもないのにそう思われてしまったのなら俺の日本語能力もいよいよ問題だなと思わされた今日この頃ですが、いや多分当人、最初の「麻雀に明け暮れた」の部分しか読んでないと思う(笑)。麻雀にハマっていた過去もあった筈なので、だからこそ懐かし半分で気になったのだろうけど、むしろそういう真面目に麻雀をやっていた層にこそ向かないゲームなんじゃなかろうかと。このゲームを買う前にちょっとプレイ動画を見たけれど、ガチな麻雀好きの突っ込みの辛辣さと言ったらなくて。そもそもがキャラゲーなんだしさぁ、と。

 このゲームは前に書いたようにツキ次第で明らかに配牌~ツモの流れに仕込みが発生するので、その辺を踏まえて牌を切っていくプレイがリアル指向だと果たしてどう思えるのかなと。確率論とかお構いなしに「来ないかな?」と期待したら来てしまうことも少なくないので、狙わずに後でガッカリするよりは狙ってしまえ感も強い。しかしそんなプレイをリアルでやったら全然揃わなくて途方にくれるだけなんだろうなと思うと同時に、むしろそんなことばかり繰り返していたら悪い癖がつくだけなんじゃないだろうかとも思わなくもない。そうでなくてもツモが不自然なのでリアルな感覚でやると違和感どころか興醒めるんじゃないのかなぁと。
 つまるところ、「玄人にはお勧め出来ない」、そういうことです。
 コンピュータ麻雀といえばイカサマ麻雀だよね!くらいの層にはお勧めできますが(笑)。
 とはいえまぁ常にイカサマ上がりばかりが繰り返されるという訳でもないので(そこがツキの要素で)、運が良ければでかい役を狙って遊べるし、皆そこそこの役が出やすいので得点変動も起こりやすい、あくまでそういうゲーム演出込みの麻雀だということで。
 でもやっぱ牌操作のない、普通のモードもあれば良かったのにねぇ。

 因みにもう一つ、基本的なツキ以外にも色々と配牌・ツモを操作したりできるイカサマカードの存在がある。
 個人的にはそこまでして勝っても面白いのかなと思わなくもないけれど、
 「最近は課金でイカサマカードを買って勝つらしいよ」
 さいですか(笑)。
 ともあれ、このゲームの一つの目標であるリーグ戦の優勝にはイカサマカードの使用も欠かせないくらいらしいので、そうやってゲームライクにガンガン遊んでねってことではあるのだろう。
 ただカード入手に必要なポイントは当然有限で、その稼ぎがあんまり良くはないのは躊躇する点(1ゲーム最大100ptで安いのが1・2枚買える程度)。当分はリーグ用と割り切るべきなんじゃないかな。まぁプレイで稼ぐよりも、誕生日イベントで貰えたり、その他ランダム?でがっつり貰えることの方が多いので、案外有り余る程度に供給されるようになってるのかも?
 あとここの所、個人的に思うのは、有限ポイントによる自由購入だけだと一番コストパフォーマンスの高いカードに偏るのが当然なので、ランダムカード入手+ポイント購入くらいの方が良かったのではないかなと。そうやって勝手に余るものが出てくれば、自分もスカウター(テンパイレベル確認)や裏ドラ表示なんかは使っても良いかなとは思う。リーグ戦もやってない今はおっかなくて何も買えない使えない。消費アイテムはケチくさく温存して腐らせるタイプだからなぁ。ははは。

 あああと、そもそも麻雀ゲームとしての出来は微妙なのですよ。前回書きそびれた話。
 細かいところでは色々あるけれど、まずメインであるホストガールキャラ対戦モードの画面構成なんて見づらいだけだしね。画面を切り替えてポリゴンを見なくなるのが普通だと思う(しかし鳴きアニメーションが入ると画面が戻る罠)。それでも画面表示がドラに被って見えなくなるのでいちいち消去(backボタン)して確認したり、まぁこの辺、間違いなくキャラゲー部分に興味がない人間は怒るだけだろうなと(笑)。自分は笑ってスルー。
 それとゲーム面で気になるのは、細かいルール設定は出来ない点。喰いタンの有無くらい選べるものかと思ったけど「あり」で固定なので、自分はいまいち違和感がある。また純正なんとか等のローカル役ルールは「あり/なし」の一括切り替えしかない。びっくり。コンピュータゲームだからこそ自由に遊べる、と考えるのは古い脳味噌なんだろうかね。いやこれはもう雀荘ドリームクラブというお店ですんで、そこのルールに従うものだと、はい。

 そんなこんなで少しはゲーム情報らしいものが書けたでしょうか(笑)。
 いやフツーにこのゲームを買うのはピュア紳士限定だと思います、はい。