偽NERIMA Explorer

2009年10月18日

 スタートレックDS9、視聴完了。
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 今はただ、お疲れ様。<主に自分に
 ってかTNGの時と同じネタですかと(ぉ)。

 まぁこのDS9は正直、好き嫌いがはっきり出たなと思う。
 TNGの時は「好きなもの」と「どうでもいいもの」という意識の二分化で済んでいたので、ヘボいものはスルーすれば済むだけの話ではあったけれど、今作では明確に「これは好きではないなぁ」という意識が芽生えてしまって辛かった点は否めない。
 とは言っても、好き嫌いの閾値は対象に触れれば触れるほど明確に定義付けされてくるものだし、その中で「好き」の方向性がより具体的になれば、一方で「嫌い(に属するもの)」に対する拒否感覚が強まってくるのもまた事実。それだけ、今作は最初から「これは良い!」と思う所が多かったからね。それだけ期待も大きかったので、「あるぇ~~?」となった場合の印象もまた強く成り得ると。「あまり最初から出来が良いのも考え物なのかね?」などと冗談を飛ばしていたくらい。ま、惜しい所も一杯あったなという。

 と前置きした上で、
 正直自分が「嫌い」としている部分は一般的なDS9の評価そのものだと思うので今更繰り返すまでもないかなといえばそうなんですが。要するに自分も「予言者」周りは最後まで全く好きになれませんでした、はい。
 SFだオカルトだなどの論争に身を投じるつもりは更々ないんだけど、そもそも彼等ワームホール異星人の話が嫌われる要因は、胡散臭い(と感じてしまう)ものを最後まで胡散臭いままで終わらせてしまったことにあると思う。勿論胡散臭さのレベルで言えばQも大差ないかそれ以上の存在なのだけれど、たまーにどうしようもない引っかき回し役が出てくるだけのSF短編集としての構成だったTNGに対し、銀河間レベルの戦争にまで発展した大河ドラマ的なDS9の構成に於いて、それらを指先一つで一変させ得る超越者の存在が嫌われてしまうのはただでさえ当然のこと。ではそこに「時空間を超越した別種の存在」たる彼等が何を成し得たかというと、それは極めて尻切れトンボのまま、ただ表に現れたのは反逆者(?)パーレイスというよく分からん攻撃的存在を描いた三流アクションドラマのシーンばかりともなれば、そりゃ観客から座布団の一つも投げられても文句は言えないというもの。
 最後なんてもう、元々嫌われ者だったカイ・ウィンと、直角90度の転落人生真っ逆さまのガル・デュカットという、演じている役者が憐れにすら思えるその采配は「誰得」とすら言いたくもなるし。取り敢えず広げてしまった風呂敷は畳むしかない理論で作られただけと言った方が早い締め方はあまりにも惨たらしい。終わり良ければ何とやらの逆という奴ですよ。

 とまぁこういった(本来は)主軸である部分でコケているとしか言い様がない以上、印象として悪くなってしまうのもやむなしというところ。これさえなければ、元々漠然としたスタートだったTNGに比べて、最初からきちんと練り込んで作ってきただけの事はある作品作りの上手さは素直に賞賛したいところではあるんだけどね。
 良い所はホント良いんだけどなぁ。口惜しい。

2009年10月17日

 さてさてスタートレックDS9もそろそろ終わりですよと。
 どうやらストーリー展開を含みつつも1話は短編エピソードで構成するというパターンで来ているようで何より。

 #172 “Tacking into the Wind”
 マートク総裁万歳!
 クリンゴンにしては物分かりの良い彼も、実は生粋の帝国軍人ではなく地方農民の成り上がりだったという、結局のところマトモなクリンゴンは皆スペシャルな異端者に過ぎないという。まぁこれはクワークのフェレンギ社会にも言えることではあるんだけど。
 ともあれそんな訳で相も変わらず腐敗した政治社会に、それでも伝統と名誉という言葉から決して逃れられない彼等はつまるところ、
 「クリンゴン、ミナ、バカバカリ」
 一度言ってみたかったのです、はい(笑)。

 #173 “Extreme Measures”
 マイルズ&ジュリアンのおバカコントシリーズ最終章(たぶん)。ああ結局こうなるんだよな的なオブライエンの細かい仕草が楽しくてたまらん(笑)。
 一方、セクション31は連邦にあるまじき有能さでどうしてくれようかと思いました、まる。
 陰謀論そのものを歓迎する気は毛頭無いので持ち上げたくはないけれど、これまでの同類の話で一番重みがあったのは事実。オブシディアンオーダーやタルシアーもこれくらい非情な存在として描かれていれば、このDS9の物語全体の展開も大きく変わっていたのだろうなぁ。っていうか多分デュカットとか出番なくなる(笑)。

2009年10月13日

 スタートレックDS9、シーズン7は久々に平均点が高いので喜んでちょこちょこ書いてみる。

 #160 “It’s Only a Paper Moon”
 びっくりノーグ主役回。レギュラーが完全に脇役に回った話ってもしかして初めてだったりするのかな。
 トラウマを負った若き士官が仮想空間(ホロスイート)に引き籠もるお話。
 終盤、いつの間にか一緒に仮想現実を楽しんでしまっていたホログラムAIのヴィックが、自らを仮初の人生と認めることでノーグを引き離しに掛かるシーンには、何とも言い難い物悲しさも感じてしまったり。(そこは主題ではないのでハッピーエンドには収まるけどね)

 #165 “Badda-Bing, Badda-Bang”
 でもって再びホログラムAI・ヴィック絡みのお話。思えばDS9は微妙極まりない戦争話ばかりでホロデッキの気分転換が少なかったよね、というのをここに来て思い直したかのように連発しまくっている気はする。それはネタ切れ、或いはテコ入れという奴ではないのか、という突っ込みがつい(ぉ)。
 それにしても、
 「困ったわ、作戦は完璧なのにどうしても一人足りないわ」
 『ねぇ、ジェイクは? レギュラーメンバーのジェイクは?』(大笑)

 #166 “Inter Arma Enim Silent Leges”
 何だかんだロナルド・D・ムーア脚本は上手いなぁ。
 必要悪、というテーマがようやっと実を結んできた回のように思う。如何せんそれまで出てきた裏組織のオブシディアンオーダーとタルシアーは、完全にドミニオン(敵側)に手玉に取られるだけのヘボい役回りだったからね。辛うじてガラックがカバーして来てはいたけど、総じて「悪」の重みが足りなかった。その点、今回は綺麗に後味悪く収めてくれたなぁと思う(笑)。連邦の面目躍如、或いは最も性悪なのは惑星連邦であったというお話。

2009年10月6日

 そろそろ通常営業に戻りますよ、と思ったところで最近の通常って何ですか?と。
 ゲームは書く時は書くけど書かない時は感想すら月単位で放置するし、あとはたまにtrekネタ書いてるだけかもなぁ。

 そういや今度某氏がVOYAGER借りてみるようなことを言っていたけど、残念!こちとらDS9の次はVGRやってくれないんだよね。やっぱりこういうのは話が合うと面白いものなんだけど、全く空気が読めない局ですよ。
 次は何とまさかのENT。VGR->TNG->DS9と流れてたから悪い予感はしてたんだけど、頑張って週10地獄に耐えてきた身になんという仕打ち。まぁ後学の為にその栄光の落ち行く様を見届けてみようかとも思っては居りますが。なんせ評判最悪でシーズン4打ち切りだし。前評判聞いちゃってるからか、CMで流れる艦長の声がダサく聞こえて困りまする。ブッシュとか言われてるからなぁ、まったく(笑)。

2009年9月30日

 スタートレックDS9、シーズン7に入ってようやく持ち直してきてくれたように思う。
 いやぁ、何と言うか、助かった(笑)。正直、あのまま最後まで行ってしまったら尻すぼみ的悪評モードになりかねなかったからね。
 今日の #156 “Treachery, Faith and the Great River” もなかなか良かった。いつものしょうもない謀略話と思いきや意外に感慨深い。ああいう信仰的な概念は自分は持ち合わせていないだけに余計に気になるというのはあるかな。
 一方のサイドストーリーはノーグが大活躍。どう考えてもジェイクの立場喰ってるよなぁ(笑)。

2009年9月28日

 スタートレックDS9、#148 “Time’s Orphan”。
 「またお前(ら)か!」という、時間ネタは全部オブライエンに背負わせるつもりなのか、とことん受難キャラです、この人。しかも今回は家族まで巻き込んだのだからもう。タイムワープ装置に娘が迷い込んで、救い出したら10歳年食ってましたという。辛い。
 その結末は、意図的にタイムパラドックスを起こすのは良くないが、起きちゃったものはしょうがない、何という御都合主義(笑)。まぁ流石に今回ばかりは「無事に済んで良かったね」と思うね。大体、あんな危なっかしい遺跡が残った土地を一般人家庭に開放するなと(笑)。

 でもって、#150シーズン6最終話。
 さようならジャッジア。
 近頃片っ端から立てまくっていた死亡フラグをとうとう倒し忘れてしまったようです。
 たまにネタバレっぽい話を見ていたのであまり驚かなかったのが残念ではありますが。つまりこれもまだ見ぬ人へのトラップです。要注意(鬼)。

2009年9月23日

 何だか将軍の名前を間違えた気がしたので検索してみたら早速うちのサイトがトップに来ていた。人の間違いを速攻晒し上げるgoogleテラ鬼畜、ってなもんですよ。
 という訳で間違えました御免なさい>マートク将軍。

 相変わらず名前はうろ覚えやらかすんだよなぁ。どうも顔と声で認識するタイプのようだと最近言い訳はしているんだけど。お陰様で例の回も全員余裕で分かる有様(笑)。
 そう言えばこの前もBen10実写版見たらホログラムドクターの人が出てきたのを一瞬で引き当てたなぁ(笑)。遠目に出てきて「まさか」と思ったら本人だったのは笑った。声まで同じでCartoonNetworkグッジョブという気分でした、はい。

2009年9月22日

 スタートレックDS9、#143 “In the Pale Moonlight”。
 あー、シスコやっちゃったな。という感じの回でありました。
 ガラックの久々の”らしい”振る舞いに満足はさせて貰えたものの、シスコの士官としての無能ぶりがいよいよ全面的に描かれてしまった感。エディングトン離反の時も、彼の蔑んだ物言いに対して最後までそれを覆すに足る行動が取れなかったし。思えば彼がシスコ昇進の折りに当てた「貴方こそ大佐に相応しい」の言葉は最大級の皮肉以外の何物でも無かったと思う。そんな頼りない士官が戦争の矢面に立ってしまう事が、度々発生する連続ストーリー回のつまらなさの最大の要因ではないかとも思ってしまう。
 いやぁ、シスコは親子エピソードは良いと思うんだけどね。士官としては「いいからさっさとやれい!」と怒鳴り散らす強情な上官スタイルがあまりにも様になる、正にCV:玄田ポジションなので、それは主人公とは違うんだよなぁ。この辺のシスコへの疑念は前々からあった物なのでここらで一度出すことにしてみましたと。

 まぁお話としては、戦に疲れた司令官が苦悩の果てに謀略に手を染めるがしかし、という人の弱さと甘さをテーマにしたものだと言えばそうなので、それをあてがわれたシスコはある意味可哀想なキャラでもあるんだけどね。

 ただ、当初から彼の戦時下での行いは感情的なものが目に付いたし、その一方で彼自身がそうも感情的になるほど差し迫ったエピソードが存在していないことも、「何故にそういう決断になるのか」疑念を抱いてしまうところなのかもしれない。
 ここは偏に言えば自分が感情移入出来てないということですが。これが例えば先日物凄い勢いで死亡フラグを立てまくりながら生き延びたジャッジアが犠牲になっているとか(ネットで妙な話を拾っていたのでここで本当に死ぬのかと思った(笑))、最近ノーグに準レギュラーの座を奪われているジェイクが、とか。

 そんなことを考えたところで、うっかり書き忘れを思い出しましたよ。

 #137 “Far Beyond the Stars”
 いい最終回でしたね(違)。

 いつもはメイクで顔の隠れる役者が素顔で総出のお祭り回。締めも相まってこれが最終回だとうそぶかれたらまず信じていたと思う(笑)。
 自分は最初にノーグ役の声が聞こえた時点で「あれ?これノーグの素顔じゃん?」と、そういう趣向だと感づいたので、後はひたすらニヤニヤしながら見ておりました(笑)。ジェイクのしょっぱい扱いとかホントもうね。どうして奴がOPクレジットに名を連ねているのか不思議なくらい(ぉ)。
 しかしマートク将軍まで出てきて、「他に誰か忘れてないか」と思い巡らせて気付きましたよ、ガラック。大事な人を忘れすぎ。まぁスケジュールの都合とかで、将軍が代役だったのかもしれないけどね。残念。

2009年9月20日

 スタートレックDS9、#139 “Honor Among Thieves”。
 オブライエン主役エピソード、久々に来ましたよ。
 いやもうのっけからニヤニヤしっぱなし。やっぱオブライエンは我らが庶民のヒーローですよ(笑)。
 もう彼が主役で題名「スタートレック オブライエン」でいいよ(ぉ)。
 「予言者?選ばれし者? そんなもん知ったこっちゃあない。俺はケイコとモリー(妻子)が無事ならいいんだ!」とか毎回そんな調子で。

 まぁ話そのものは裏の業界の人情劇というやつですが。
 そこで情を移したらプロじゃねーよ、とは思うんだけどそれがオブライエンなのであって。正体を明かす危険性も顧みず、「彼はそんな奴じゃない」と、人のなりを信じ切るその一途さは自分には真似出来ないのだろうなぁきっと。
 それにしても、士官を辞めて技術チーフに落ち着いた一介の妻子持ちをスパイ任務に送り出すってどんだけ惑星連邦は人手不足なんだよと(笑)。

2009年9月15日

 スタートレックDS9、#135 “Waltz”。
 結局ガル・デュカットは狂気に堕ちた悪人としての道を選んでしまった模様。
 あの、尊大ぶった傲慢な物言いと時折垣間見せる良心と思しき心情に、カーデシアン独特の価値観・倫理観が見えてくるのかと結構期待もしていたのだけれど。娘との交流エピソードをガラックに奪われてしまった時点で、残るキャラクターとしての立ち位置が決まってしまったのかもしれない。
 シスコvsデュカットかぁ、うーん。
 この両名は元々シスコ「(元)中佐」に「ガル(=第二階級)」のデュカットと、お互い中間階級なりの立ち位置で奮闘するところにグレーなキャラクター描写の素地が期待出来たのではないかと思う。そこに来て最近のヒーローとヴィランに二分化していくようなストーリー展開は、やはりDS9残念要素の筆頭となりそうな予感。
 まぁ最後まで見てみないことには何とも言えないけど。当面の感想と言う事で。

 ただそれ以前に正直言って、没落と喪失の果てに精神を病んでしまった人間相手に「悪人としての本質」を問う脚本展開はどうなのかなぁと思わないでもない訳ですが。追い込まれれば本音が出るという意味では確かに正しいのだけれど、いまいち釈然としない。

 などと書き連ねていたら、「USSホンシュウ(本州)」への突っ込みが書きづらくなってしまいましたガ(笑)。


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