だんだん可愛くなっている

 久方ぶりに護法少女ソワカちゃんを見てみた。(参考:まとめページ
 たまたまニコ動生放送の番組がやっていたのを見掛けて思い出した次第。何と、いつの間にかDVD化までされてるとは。最後に第1話その4(順番はバラバラでこれが当時最新)を見た記憶から軽く1年は経過しているので、流石に本編は完結したのかなぁと思って見てみたけど、案の定いわゆる1クール13話では切りが付かなかった上に、あれから3話しかアップされてない!(笑)

 うーん、結局よくありがちなダラダラ続いた挙げ句に未完、な類に落ち込みそうな点は正直残念。
 最初は単発ネタのつもりで始まったものだし、そこから小気味良く話が積まれていって、個々は支離滅裂で順番もバラバラなんだけど何となく繋がっていて面白い、的な空気が良くて気に入っていたんだけどね。「計画的なデタラメ感」と申しますか、そういうのを期待していたんだけど、果たしてそれは極個人的な勝手な思い込みでありましたという話に。無念也。

 まぁ何だろう、うちら以上の世代は、カルト人気はあったが未完という類を幾つも見てきたし、一方某ジャンプのように人気が続く限りはいつまでも話を拡大し続けて人気が崩れた途端に強引に畳まれてしまったり、或いは某(略)のように話を拡大させすぎて収拾が付かなくなった挙げ句に「キモチワルイ」でケツまくったり、そういう微妙極まりない歴史を見続けてきた苦々しい過去があるものだと自分は思っている訳ですが。だからこそそれらをネタとして拝借しつつきっちり押さえ込んでくれるんじゃないかと期待してしまった次第。「次はいよいよ決戦」とほのめかした第11話は、それ自体が山場の回として良く出来ていたので相当計算尽くだと思い込んでしまったものですが。
 まぁそんな、思い込みが我が最強のスキルだという自覚を強めてしまった今日この頃(ぉ)。
 いや、自分もかつてはこんなものを作った程度にはハマったので、一寸二寸思う所はありますよという話で。

 でも実際作者さん的にもどうなのかなぁ。ケツまくるタイミングを逸したんじゃないかと。他の作品群ここここここの投稿が伸びている現状を見るに余計にそう思う。こういう結果は予想出来たことなのだし、本編は手早くまとめちゃってからスピンオフなり補完シナリオなりの形式を取れば、お互いもっと幸せになれたんじゃないかなぁと思わなくもない訳ですが。
 まぁ最新の第14話は2クール突入?で開き直って思うがままに任せた感があるのは救いかなぁ。

 などとすみません、つい余計な事を書きすぎましたが。あれおかしいなぁ、もっとさっくり書けると思ったのに(いつものこと)

 まぁ細けぇことはいいんだよ!という奴で。実際のところ、先に書いた第11話の辺りは本当に相当盛り上がっていた訳で。NESアレンジ版とかね、ほんと好きだった。
 改めて聞くと、幾つかコメントも垣間見られるけど「平沢進っぽい」所があるのが個人的にもヒットしたところなのかなぁ。「密猟の夜」が何気に好きで堪らない。本人曰く10代SMELLな歌詞はまぁそういうものということで(笑)。最近?のだと「民間人の皆さんありがとう」とか。何かほっとする(???)。
 後はこれ3DCG版の物凄いDoGA臭というか(笑)。