ID3文字コード

 また来週と書いて翌日(以降)を指すのが自分ルールだったのに、本当に来週になってるよ!(苦笑)
 トレック地獄で寝落ちを繰り返したりしつつ、そろそろやらにゃというところで外の蝉があまりにも五月蠅いのでヘッドフォンで耳栓するしかないのか(今年はあんま暑くもないので非エアコン生活更新中)と思い立って音響関係を調べ始めたらいつのまにかNASのDLNAサーバとの格闘になってたり。

 うちはデータストレージにQNAP(TS-109II)というNASを導入していたので、DLNA機能でPCレスのmp3再生が出来ないものかと手を出してみたけど、やっぱまだまだ全然美味しくないね、この界隈。相変わらずというか(苦笑)。
 何より今回悩まされたのはID3タグの文字コード問題。QNAP標準搭載のDLNAサーバソフト「TwonkyMedia」はUTFにしか対応しておらず、今まで散々溜め込んできたSJISコードのタグが軒並み読み取れなかった。アルバムやアーティスト再生がナンボの時代にそれが全てunknownになるのだから堪ったものじゃない。オープンソースでもないのでパッチも出回ってないし。(そもそも携帯ハード(creative ZEN)のファームに負ける商用アプリって何ですかと言いたくなるけど(苦笑)。想定外すぎて泣けた。)
 ここであれやこれやと悩みはしたけど、やはり今後を考えれば文字コード問題は撲滅しておくべきだろうと思い、ID3タグを修正する事にした。しかしUTF対応のID3v2に変換すると言っても、これがまた困った事に各マイナーバージョン毎に対応状況がどうこうといった嫌な噂もあって無駄に悩ませてくれる。まぁここはitunesの標準らしいv2.3+UTF16にしておけばそれが今時のデファクトスタンダードだろうということになるんじゃないかと。
 変換にはタグ編集ソフトのSTEPやitunesで一括変換が可能だけれど、前者は一括読み込みなので膨大なファイル数を処理するには辛く、後者はそもそも入れてないのでわざわざ実験したくもなく(余計なお世話機能もあるようだし)、そもそもGUI編集など要らずバッチ処理で十分だということで、id3iconvというjavaソフトを使ってみた。ただ実際のところ、コーテーション括りのワイルドカードは展開できず、元がv2.2だとExceptionを吐く?等ちょろちょろと不具合に見舞われたので、itunesが使えるならそれが手っ取り早いのかもね。

 そんなこんなで無事に全て読めるようになりました。なった筈。ソワカちゃんとか久々に聞いたよ!
 でもって確認にアルバムやアーティスト名をつらつらと見回していたら「コナミ形波倶楽部」って何処の何奴の仕業ですかと(苦笑)>CDDB。スペース区切り有無とか、細かい手違いがちらほらしていても大抵はコピー先のプレーヤ上でしか気付かないので放置しっぱなしなんだよね。まぁID3タグは将来的には捨てな代物だと思い込んでは居ますが、もっとデータを集中管理したいよなぁ。

 それにしてもDLNA、結局はプレーヤの性能に依存するので、PCソフトの機能性に敵うものは望めないのだろうなぁ。タグ主体の利用スタイルはZENで慣れたつもりだったけど、あれもランダムアルバム機能が救世主みたいな存在だったのだと改めて思い知っているところ。