壁は厚かった

 「論外王」もとい「番外王魂」
 前回の事件で、きっちりこちらでフォーマットチェックしないととんでもない事になってしまうと判ったので、後回しにしていたBG(地形)の圧縮部分の解析に手を着けてみた。
 結果、モノとしてはLZSSの亜流っぽい。何故か2048Byte単位で区切ってるとか、bitパターンが3種くらいあるとかで、まだルーチンを組んで裏を取った訳ではないけど、まぁ概ね流れは把握。
 そこでまずはとバイナリを弄ってマップ拡張を試してみたけど、残念ながら駄目っぽい。
 最大16ブロックの境界を越えた時点でハングする。多分前のもデータ長が伸びてこれでコケたんだろうね。しかし、うーむ。1ブロックがたかだか32×32=1KBなのでメモリって事は無いと思うし。BG画面の都合?この辺は非本職なので流石に分からないけど。とにかく駄目な感じ。残念無念。
 というか一気にショボくれました(笑)。
 これでキャラ数もBGサイズも制限無視して、今度こそ「魔魅がいいです」のリベンジをと思っていたのにね。ガッカリだ(ぉ)。

 そもそもミサイルが数百発と飛び交うゲームで、キャラ数がたかだか120に抑えられる現実に合点がいかず。いや勿論、そいつらが更に弾を増産して大惨事になる恐れがあるからこそ、歯止めとしての制限があるというのは解ってますが。しかしそこは最大値としての問題であって、あくまで作り手の自制で補っていけるもの。大体、たかだか木箱が100個200個増えたぐらいじゃ痛くも痒くもないのがバンガイオーってものではないですか?(笑)
 それだけにキャラ数の制限を容易に突破出来た時点で、「ソフト的には拡張性は意識されているのだろう」と淡い期待を抱いてしまっていた。ハード要因なのかなぁ?うーん。無念。